マナーうんちく話1566《地域のふれあい会で「和食の出前講座」を開催し大好評》

平松幹夫

平松幹夫

テーマ:和食テーブルマナー

日差しの弱まりを感じる季節ですが、小春日和の穏やかな天気に恵まれた11月15日に、岡山県の和気町の地域のふれあい会で「和食マナーの出前講座」を開催しました。大変好評でしたので参考にしてください。

〇会場
地域のコミュニティーセンター内のフローリングの部屋です。
膝が悪い人も結構いらっしゃるので、あえて和室を避けて椅子とテーブル席の「コの字スタイル」で行いました。

〇料理
町内の施設から出前料理を取りました。料金は1500円です。
会場内には立派な厨房施設が完備しているので、吸い物や食後の飲み物(コーヒー、紅茶)、デザートは世話役さんが用意してくださいましたので、お手頃価格で充実した内容になりました。

〇会場装花等
参加者の中にお花の先生がいらっしゃったので、和の雰囲気に相応しい花を活けてくださり、会場の雰囲気を盛り上げました。
「テーブルナプキン」及び「箸置き」等は、私が主宰している「ハッピーライフ創造塾」が教材用として有しているものを用意しました。

〇講座の内容
参加者全員、定刻の11時前には着席していただきましたので、11時より早速開始しました。
幹事の挨拶に引き続き、七五三や神社参拝の説明をして、テーブルマナーの意義や意味を解りやすく、丁寧に話し、座談会を交えながら、和食文化にも触れました。

12時より食事をしながら「美しい食べ方」の実践に入りました。
先ずは姿勢を正し、「正しい箸使いがなぜ大切か?」、「美しい食べ方は健康寿命にも直結する」こと、「卑弥呼の歯がいいぜ」という日本咀嚼学会の標語の実践など、全員とても熱心に取り組んでいただき実に実りの多い講座でした。

〇質疑応答
食後はお茶をいただきながら日頃直面している《マナー何でもお気軽相談》に移りました。

「和食と洋食のマナーの基本的な違い」、「お歳暮とお中元の違い」、「喪中葉書」、「門松」などの質問が出て盛り上がりました。

最後は会長挨拶があり次回の案内をした後で、元気な人は会場の後かたづけを共に行い、午後2時前にお開きとなりました。

《頂いたアンケート》内容です

・この年になるまで知らなかったことが多すぎたことはびっくりでした。

・「なぜ箸を正しく持たないといけないのか?」が理解でき良かった。
毎日気を付けます。

・「よく噛んで食べることの効能」がたくさんあり、改めてかむことの大切さが理解できた。認知症予防にぜひ実行したい。

・今までマナーといえば無縁だと思っていたが、身近で、みんなと一緒に、気軽に学べて、大変いい思い出になった。家族にも是非伝えたい。

・たまには緊張しながらの食事もいいものですね。

・早速台所を美しくして、「箸置き」を使うことにします。

・みんなで食べるよう心がけます。

・食べ方の大切さがよくわかりました。講座に参加して大変良かったです。次回はもっと多くの人に参加してほしい。

50代女性1人、60代女性7人、70代女性7人、80代女性4人、80代男性1人の合計20人の参加があり、みんな「ふれあい会」の仲間ですから、緊張しながらも、雰和気アイアイの雰囲気で、最初から和やかに進行でき良かったです。

早くも他地区からの問い合わせが数件入っております。

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平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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