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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお) / マナー講師

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

コラム

マナーうんちく話1165《大切にしたい「心を捉える言葉」》

2016年2月23日

テーマ:人間関係を良好にするマナー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

もしも釈迦、キリスト、マホメット等偉大な宗教の創始者の講演が今聞けたら、きっと感動する話が聞けることでしょうね。

しかし、一般の人の場合はそうはいきません。
物が豊かになった割には、滅多に感動する話に恵まれないような気がしますが如何でしょうか?

特に、ビジネスに関しては、会社の宣伝が多いような気がします。
サラリーマンは仕事の不満、愚痴、子どもや家庭の話し、そしてその残りがやっと本題になることも珍しくありません。
だから話の構成や、どこにウエイトを置くかは、お手上げになるのが常です。

人に話をする時に、多くの言葉を知っている人は確かに強いです。
それに美辞麗句が加われば、全体的にもセンスが光るかもしれません。

しかし、話しは言葉だけでするものではないと考えます。
身体全体でするものです。
そして、その人の人柄を丸出ししてするものです。

加えて、型にとらわれないで、自分ならではの話しをする人は魅力的です。それには、自分と相手の関係を考慮することです。

自分だけしか知らないこと、自分が最も得意とすること、さらにそれを裏付けるものがあればいいでしょう。

そして、それを話したら聞き手が共感を得られるかどうか?そのためには全体の話をどのように組み立てるか?どんな話し方をするか?じっくり考えることだと思います。

高学歴化が進行したせいか、インテリぶった人も多く。むやみやたらにどこかの本に書いている言葉を引っ張り出し、やたらに横文字を並べている人が多いような気がします。新聞やテレビ等もそうでしょう。

世界的に四季が美しい日本には、美しい季節の言葉が非常に沢山あります。
それらを上手に取り入れられるのもお勧めです。

また事務的に内容は知らせたが、情感が伝わらない言い方をする人が多いように思います。
無表情もその責任の一端でしょう。

ではどうすれば自分の情感を相手に伝えることが出来るか?

メールと言う機械で作らされた言葉に、明け暮れれば明け暮れるほど、程遠い結果になることは間違いなさそうですね。

多くの人とじかに交わり、対話をすることが大切です。
時には、思い切り明るい曲に乗り、体を動かすのもいいでしょう。
大きな声で笑うことも必要です。

さらにこのコラムで、いつも「二十四節季」の話を取り上げていますが、時には大自然と一体となって、静けさに耳を傾けたり、鳥の声を聞いたり、雲の流れに身を任せたりすることもお勧めです。

不必要に個人情報保護の観点でかたくなにならずに、もっと開放的になり、日本人全てが表情豊かな国民になってほしいものです。
只今インフルエンザ警報発令中ということで、マスク姿の人が多いようですが、体調管理も必要です。

自分を偽らず、たとえ多くの人の前でも、自分自身の気持ちを素直に、自分の言葉で淡々と話しが出来る人は魅力的ですね。

別れと出会いの季節には何かと人前で話す機会が多いわけですが、気張らず、自然に、温かい気持ちにユーモアを添えて、笑顔で、相手の芽を見て話をしてみて下さい。

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