今年の臨床心理士指定大学院受験の難易度(続)

井上博文

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テーマ:確実に心理系大学院に合格する勉強方法

少し前に今年の臨床心理士指定大学院受験の難易度について書きました。
こちら
その時は予測として書きましたが、入試の動向が見えてくるにしたがって、やはり今年は倍率が高くなっています。30人程度の受験者が来るのが多くなっており、いわゆる人気校は60人程度受験生が来ているところもありました。定員が10だとしても、前後期の入試での定員ですので、1回の試験の倍率は30人中10人の合格よりも高くなります。後期はさらに倍率が高くなる可能性が高まります。前期で合格ができなかった方が必ず生じますが、今年は2月3月の入試までを見据えて受験戦略を立てるのが妥当です。
こういう時には、学科の点数をしっかり取る必要があります。やはり学科の点数が高い方が印象がよくなります。そもそも総合競技ではあるのですが、以前の方が面接でアドバンテージを取りやすかったと思います。
こちらにも書きましたが、新コースは学科にしっかり学んでいただくことを意識したコースです。現時点で、大学の先生は、受験生は学部で1年生から心理学を勉強してきたことを前提として見ています。面接で公認心理師の単位を持っているかどうかは、合否への影響はともかく、結構聞かれているようです。その意味でも、学科にそれなりに高い水準が要求されているのだと考えています。新コースは、効率良く学べるということも考えていますが、やはりテストをしながら、何度も繰り返して勉強することも大切ですので、繰り返しも意識して作っています。学科の点数を上げるためにお役に立てるコースになっています。


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