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井上博文

大学院・大学編入受験のプロ

井上博文(いのうえひろふみ) / 塾講師

京都コムニタス

コラム

新型コロナの感染者が増えています

2020年11月19日

テーマ:雑感

コラムカテゴリ:スクール・習い事

身も蓋もない表題ですが、東京で1日の感染者が500人を超えたのだそうです。1日に2000人を超える感染者も出ているようです。そろそろ感染者数の記録更新のような報道は意味をなしていないように思います。大切なことは、「なぜ増えているのか」ということと、「どうすればいい」ということ、「無症状の人の動向」など問いをしっかりたてて、可能な限り回答に寄せていくことです。500人出ても、1000人出ても、何もしなければ増えて当然とも言えます。春先と違うのは、今は、どの人もマスクをはじめとした感染対策をしているということです。それでもおかまいなしに増えていく感染力の強さには脅威を感じますが、では、「どうするのか」という問いについて明確な回答はありません。巷では、感染意識について人によって温度差がかなりあり、過剰とも言える対策をしている人から、「それはあかんわ」と言いたくなるような出で立ちの人まで混在しています。前者がプラスで後者がマイナスだとすると、マイナスに寄っていくのが道理ですので、今、まさにそのような状態であろうと思います。

こうなると、どれが最悪の事態かがわからなくなってきました。今ある人の人生相談に乗っていますが、最高のケースと最悪のケースを想定して、最も幅の広い中間を探そう、という言い方でストラテジーを考えています。しかしコロナ禍は、今は最悪のケースが見えません。最高のケースは、きれいさっぱりなくなってくれることですが、一度も収束しないまま1年近く引っ張りました。政治家が一人も責任を取らないことが信じられないですが、今さらこの国の政治家に期待する方が間違っています。また、誰が政治家でも、収束はできなかったでしょうから、仮に有能な人がリーダーをしていた方が被害が大きかったと思います。責任感のある人が政治家でない方が、いずれ来ることが望まれる収束の時代、アフターコロナといわれる時代に、人材を保存できるので、ここはポジティブに考えた方がいいでしょう。

最悪のケースの想定が、アメリカのような状態になることと想像している人もあれば、全く想像がつかないという人までいますので、科学的な見地から、最悪のケースの想定が必要です。しかし、学術会議問題を見ても明らかなように、この国の政治家とそれを支持する人々は、学術を軽視します。また医師会会長がいくらい警鐘を発しても政治家が無視しますから、どうしようもない状態にすでに入っています。とは言え、最悪のケースが見えないまま、「最悪のケースになっては困るので警戒レベルを上げる」と言われても、結局緊急事態宣言下のような自粛に舵を切るのか、緊急事態宣言は無意味であったと認めて、経済活動優先を目的として、今以上の感染対策はない、と開き直って、そのままの日常生活を続けるのか、正解は見えません。

正解の見えない状況下に置かれた時、とても役にたつのは歴史です。歴史は、人間がどうしようもない状況から、どうやって絶滅せずに歩いてきたかのドキュメントです。どうしようもない状況には、異常者の政治家から、感染症、もちろん戦争など、あまり見たくないことが刻まれています。こういう時こそ人文学の出番です。感染症の治療薬の開発は医学をはじめとする自然科学の出番です。経済や福祉などの社会活動の支えは社会科学が担います。

専門家をないがしろにするにとどまらず、弾圧する政治家はコロナとともに去っていただくことを希望しますが、学術は、いかなる政治家がいたとしても、コロナに立ち向かい続けるはずです。私たちはそんな学術を少しでも支えられる存在でありたいと思い、活動しています。


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