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コラム

メディアの顔

雑感

2013年5月31日

大阪市長の一連の発言をめぐる批判は
とどまるところを知りませんが、
ネット上では意見が二分しているようです。

責任ある立場の人間の発言としてはあまりに
軽率であり、彼が考える「正論」をかざせば
選挙対策になると考えたのであるならば、
短絡としか言いようがないわけですが、
一方で、一連のメディアの行動も異様としか
言いようのないものだったと思います。

「人権」とさけびながら、大阪市長の人権は
まるでないかのような、物言いと侮辱。
それだけではなく、300人で1人を約3時間
サンドバッグにしておきながら、卑怯者呼ばわりする
といういじめにしか見えない構造。

想像してみるとおぞましい光景です。
300人の人間が1人を攻撃する構造などあっていいのでしょうか?
もちろん、大阪市長にも家族や子どもがいるわけで
その人たちの名誉や人権はまるで無視。その子どもたちが
あの報道を見て、いじめられたりするとは考えないのでしょうか?
私が尊敬している元中日ドラゴンズ監督、落合博満氏は
自分のチームの選手をメディアの前では絶対に批判しなかった
そうです。もちろん、選手のみならず、その家族をも
気遣っていたからです。メディアというのは、無分別に
攻撃する傾向があるのは明らかです。

私の記憶では、大阪市長の問題発言は戦争時代のこと
だったと思うのですが、300対1の戦いを強いられた場合、
撤退することは許されるのでしょうか?
撤退していたらさらなる攻撃にさらされることは
明らかで、彼の家族の安全と人権は守られ得たのでしょうか?

私は人権を訴えるのであるならば、いずれの人にも
人権はあると思います。大阪市長であるが故に、
あのようなたたかれ方をするのは、大阪市長の人権を
無視した行為だと考えますし、メディアにそんな権限は
ないはずです。メディアというのは人の人権を無視しても
いいと考えているようです。それだけでも非常に恐ろしい
ことだと考えています。

力が充実していて、人気が高い時には時代の寵児。
何かのきっかけで力が落ちたならば、即座に手の平をかえし
致命傷を与えにかかり、そのためには情報のねつ造も厭わず、
さらにその家族や子どもの人権などまるで無視。

こんなメディアに人権を語る資格などありません。

大阪市長に発言の責任を問うのは結構だと思います。
しかし、メディアも言論の自由が保障されている以上、
責任を問われる構造を作らねばならないはずです。
同じように300対1でサンドバッグになる勇気のある
メディアなど存在しないのではないでしょうか?
今回、本当に卑怯に見えたのは、弱った人間一人を
300人ががりで、襲いかかり、死ななかったと見るや
卑怯者呼ばわりし、さらに攻撃を加えるメディア以外に
ありませんでした。
大阪市長の攻撃性を指摘する人は多くいますが、
3時間サンドバッグにして、失言を引きだそうと
誘導するメディアの人間がどんな顔をしながら質問を
していたのか、なぜ誰も報道しないのでしょうか?

戦争の汚さ、醜さについて、私たち戦争を知らない世代は
小学校以来十分過ぎるほど習いました。漫画では醜い顔に
描かれた日本兵も見てきました。でも今回、一人の人間を
300人でリンチしている人間たちの顔は、戦時下において
醜く描かれた人間たちの顔そのものではなかったのかと
想像します。何事も観点が大事と思いますが、是非とも
大阪市長の目線から見たメディアたちの顔を
報道していただきたいものです。戦時下において攻撃性を
全面に出した人間がどんな顔をするのかを見ることが
できると思います。
言論の自由を守りつつ、メディアの構造改革をできる人は
いないものでしょうか。これこそが今求められる
最も重要なアイディアだと思います。


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