メディアの顔
個人的な話ですが、大学で「講話」をしてきました。最近の大学生の方々は、真剣に聞く人は、本当に真剣で、ものすごくメモを取ってくれる人も少なからずおられました。話す方もまぁまぁ緊張しますが、よく考えてみると、檀上に上がって講話をする経験など、それほどあるわけではありません。ふと気づくと、そもそも「講話」で何?という疑問に取りつかれ、今更ながらと思いつつも、辞書を引いてみると、広辞苑には、「講義して説き聞かすこと」とありました。なんのこっちゃ余計にわからんと思って、困っていたのですが、事務の方や先輩方に聞いたりしながら、何とか朝までかかって話を練って、45分間きっちり話してきました。かれこれ19歳でアルバイト塾講師を始めて以来、20年以上、一年の大半を人前で話してきましたが、新たなカテゴリーになると、かなり緊張するもんだと、ある意味新鮮でした。
普段塾で話していると、講話というよりは、やはり「授業」「教える」「わからせる」「理解させる」と案外大それたことを考えながら人前に立つわけですが、やはり、まずはわかりやすさを念頭において話しますし、一人ひとりに刺さるように話します。特に必修という授業は、様々な問題を自分のことに置き換え、授業の中で「これは私のことを言われているのではないだろうか」という思いを同時に複数の人に持ってもらえるように話すことを意識します。その方が、わかりやすいし、印象に残りやすいと考えています。講話の感想を書いてもらったので、それを見ながら思ったのは、「驚いた」「目からうろこだった」「新鮮だった」「へぇーって思った」といったものが多く、同じように話しているつもりでも、様々な感想がありました。わかりやすさも意識はしますが、どちらかというと、発見、未知との遭遇、異世界に招待、そんなイメージで話を作ってみました。普段と違うカテゴリーで話すことは、私にとってもいい勉強になりました。
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