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コラム

エルサレム

雑感

2017年12月8日

大学院受験にも編入受験にも直接関係することは少ないですが 、国際関係学としては重要な問題になりそうな出来事がありました。臨床心理学を学ぶ人は、よくチョムスキーなども問われていますので、この問題にある程度の関心を抱くことが必要だと思っています。アメリカ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定すると述べました。そもそもアメリカが他国の首都を認定すること自体、おかしな話ですから、それだけ歴史的にも宗教的にも問題の多い地域ということです。その問題について、私がとやかく言うまでもなく、すでにネット上では無数の記事があります。中東戦争は、私が子どものころからありました。その怨みの連鎖はいまだに続くのです。それでも、多くの人の努力で、少しでも沈静化させようという困難な課題に世界中が取り組んできた歴史もあります。しかし、今回の出来事により、この地域の混迷はこれから深まることは間違いありません。エルサレムはどこかに帰属すべき場所ではないからです。「奪還作戦」など計画する人も出るでしょう。いろいろな意味で、平和に暮らしたいパレスチナの人々から怒りを買い、周辺のイスラム教徒からさらに怒りを買い、イスラム教徒を貶めるイスラム教徒を名乗る暴徒の格好のエサになり、かの地域に住むアメリカ人を窮地に陥れているはずですが、この大統領は一体何を考えているのかがさっぱりわかりません。何も考えていなさそうなのが、不安を増長させます。ほとんどの評論が、個人的な事情を指摘していますから、もしそうだとすると、無批判にこの大統領を支持するこの国にも影響があることは必至です。また、当然のことながら、宗教と歴史がからむ問題は、二国間だけの問題ではなく、あちらこちらに波及していきます。すでにトルコは、アメリカに警告をしたとの記事もありました。デリケートかつナーバスな問題に、視野が狭く、深く考えられないヤンチャ自慢が取り柄の大統領が何かをすることはあまりにも危険です。単なる火遊びですむ話ではなくなることが懸念されます。長期的な視野にたった話し合いのテーブルを作ることが大切なのに、ちゃぶ台ひっくり返しパフォーマンスをするには、あまりにも多くの人の命が失われた大きすぎる問題です。アメリカ大統領は、そこで失われた膨大な数の命に一度寄り添ってみるべきです。それから、何かを発言すべきです。


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