理解するとは
この質問はよく受けます。将来の公認心理師は、学部で心理学の単位を修めておく必要があるのですが、臨床心理士は現時点で、その条件はありません。したがって、学部での単位がなくとも、臨床心理士指定大学院を受験することは可能です。しかし、指定大学院の入試問題には、基礎心理学、応用心理学と両方が問われますので、やはり学部で一定程度の単位を取得した人と同等以上の知識があって然るべきです。学部で学んでおくと、例えば、統計学をはじめとする心理学の研究方法を学ぶことができます。そのような人々と、全く未経験の人とでは、それなりの差があることは否めません。そのためには、ある程度時間をかけて、体系だって心理学を基礎から身につけておく必要があります。一つの学問をゼロから身につけていくことは、決して容易なことではありません。何から始めたらいいのかわからない、どの程度の知識を身につけたら良いのかわからない、という問題が生じやすいと思いますので、そういった方は、私たちのような予備校に相談されるのが近道だと思います。私たちのような塾や予備校は、少なくとも入試で必要と考えられている心理学の知識を短期間で習得してもらえるだけの技術はあると言えます。
ただ、臨床心理士指定大学院に入ったら、心理学の勉強をしなくてもよくなるのかというと、そんなことはありません。正直なところ、英語は全く勉強しなくなることの方が多いのですが(決して良くはありませんが)、心理学全般は、臨床心理士の資格試験でも問われるわけですから、入学以後もたゆまぬ努力が必要となります。また、一口に心理学と言っても、非常に大きな体系です。これを身につけていくのは一生の仕事と言えます。当塾の講師も常に最新の情報を入手しています。いずれにしても継続して勉強を続けていけるだけの能力を習得しておく必要があります。
また、心理学未修者は大学院に入ってから学部の授業を取る場合も多いですので、私はこれをすすめています。是非、無駄と思わず、関心幅を広げて、できるだけ多くの心理学に触れてください。
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