臨床心理士を目指すには、学部で心理学を学んでおかないといけませんか？
この時期に一番多い相談内容です。気持ちは十分にわかります。
大学院に行きたいと思って、とりあえず昨年の問題を入手して、
見てみると、絶望的になった、という方はたくさんおられます。
大学院受験におけるまず最初に出会うハードルです。
是非ここで心が折れないようにしておきましょう。
必ず何とかなります。精神論的ですが、そう思うだけでも
かなり違ってきます。
例えば臨床心理士指定大学院受験の場合、心理学の経験がない方にとって、
勉強に不安感を持つ人は多いと思います。専門外からの受験というのは
宇宙空間に放り出されたような気持ちからがスタートです。
もちろん、当塾では、初めて心理学を勉強される方も多いですので、
無理なく、入試で必要なことを体系的に学んでいただいてはおりますが、
とりあえず自分でやってみたいと思われる方は、
順序として、①辞書を複数入手してください。以前紹介しましたが、
良い辞書との出会いは必須です。インターネットも使いましょう。
②1日に3時間辞書をひける体を作ってください。
③何か簡単な心理学の本を入手しましょう。
④知りたい心理学の言葉を百ほどリストアップしてください。
ここで大切なのは、わからない言葉ではないということです。
それをやると、わからないことだらけで絶望的になってしまいます。
⑤それらについて、辞書(複数)と③の本の両方を使って説明をつけてください。
⑥調べているうちにさらに疑問に思ったトピックを選び同様の作業を繰返してください。
上記は心理学に限らず、とりあえず始める時のいろはの「い」です。
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