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井上博文

大学院・大学編入受験のプロ

井上博文(いのうえひろふみ) / 塾講師

株式会社コムニタス

コラム

臨床心理士の価値は落ちますか?

2018年3月23日

テーマ:確実に心理系大学院に合格する勉強方法

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

最近、この質問をいただく機会が増えています。結論から言えば、当面落ちないと思います。むしろ上がることもあるのではないかと思えます。臨床心理士側が懸念するのは、ここからの経過措置期間の5年で、臨床心理士以外の人がGルートで公認心理師になるわけですが、その人たちが、公認心理師の価値を下げるのではないかということです。確かに、心理テストもアセスメントもできない人が公認心理師になれる可能性がありますので、その懸念はごもっともかもしれません。私はこれまで何度もダブルライセンスが最も良いと言ってきましたし、お偉方もそうお考えのようです。
こちら
言い方を変えると、臨床心理士の資格が、公認心理師としての能力の担保のようになるのではないかと思われます。やはり、臨床心理士を持っているということは、大学院を出ているということであり、研究をしたということでもあり、実習も、実践も、テストの訓練も、すべて経験しているという証でもあります。また、資格更新制度がありますので、資格取得後も自分を磨き続けている人々でもあります。実は、臨床心理士は、公認心理師にはないものをたくさんもっており、逆に公認心理師は、臨床心理士にないものをもっているということは少ないのです。
従いまして、臨床心理士の価値は当面落ちることはないと考えられます。



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