良い本を選ぶ基準
ちょっと挑戦的な表題かもしれませんが、決して暗記が得意に
なる方法があるわけではありません。ただ、やり方次第では
それほど苦しいものと考えてなくてもよいのではないかと
思います。暗記について、普遍的に良い方法は残念ながら
存在しません。皆それぞれ異なります。しかし、我々の受けて
きた教育はこの暗記について、全く無策でした。実は生徒に
暗記を強いる場合、もちろん生徒も大変ですが、先生もおなじ
くらい大変でなければなりません。しかし、日本の教育で
暗記の指導があるという話はほとんど聞きません。どうも
暗記は一人でするものというイメージが強いようです。
暗記偏重教育をするなら、明確な暗記方法を教えなければ
なりません。しかし、全く無策でした。
私は暗記力には年齢はあまり関係ないと思います。私自身
年齢を重ねたことによってそれほど低下した印象はありません。
(元々大したことないという話もありますが)
また、60代で全く新しい分野に挑戦する人をたくさん
見てきました。大事なことは意識だと思います。年齢を
言い訳にする人は最初から腰がひけています。腰がひけた
状態だとやはりうまくいきません。いくつになっても
丁寧な繰り返し作業と、根気が必要です。
受験勉強において暗記は必要であることは間違いありません。
決して暗記を疎かにしてはなりません。そして自分特有の
暗記の方法を身に付けなければなりません。
暗記の方法は一様ではないのです。
人によって異なるところが厄介なのですが、
まず、自分の暗記パターンを知るところからはじめると良いでしょう。
よく「書くと覚えられる」という人がいます。確かにそういう人もいます。
しかし、「書いて、消したら覚える」という人もいます。
その人は書くだけでは覚えられません。
私の場合は、耳で聞く、目で見る、口に出す、の三点セットが基本です。
合わせ技が適しているようです。あまり書くことはしないです。
書いて覚えられないということはないのですが、
あまり頭の中に定着しないようです。最近、約30分の文量を丸暗記しました。
与えられた期間は3ヶ月でした。ipodに入れて、ひたすら聞きました。
多分、塾にいない時は常に聞いていたと思います。
とりあえず全部暗記できました。ipodの再生回数を見ると、
600回ちょっとでした。我ながら、たくさん聞いたもんだと感心しましたが、
そのくらいリピートすれば誰でも暗記くらいはできるということです。
年齢を言い訳にせず、是非挑んでいただけたらと思います。
ただし、受験で本来必要な暗記は、理解が伴っている必要があり、
理解と暗記とどちらを優先するのかと問われると、私は迷わず
理解の方をとっています。理解できていないことを覚えても
使い物にならないというケースが多いと思います。
英単語はその最たるものです。できれば理解をおろそかにしないように
勉強していただければと思っています。
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