地方商店街 衰退の原因
常にスキルアップを
[供給側に必要となってきたマーケティングスキル]
「市場(顧客)のニーズ」が、流動的で変化が激しく、その上かなり細分化されてきている現代社会。
その厄介な顧客ニーズに応えるために、我々はどういったことを考え行動していかなければならないのでしょうか。
さてここで、流動的というのは変化のスピードが速いということです。
しかも、ただ変化するばかりでなく、その振り幅が結構大きいのが現代社会と言っていいでしょう。
ヒット商品として昨日までもてはやされていたものが今日にはもう陳腐化している、というのは当たり前の世界になってきました。
この変化の早さと大きさは、昔はなかったことで、供給側の頭を悩ませます。
一方、細分化というのは、顧客の要求が我が儘になってきた、と言い換えることができます。
つまり、「誰にでも合うものではなくて私に合うものが欲しい。」というのが今の消費者の要求なのです。(かなり極端な言い方をしているのは承知の上です。)
こういった要求に応えることは、以前はかなり難しかったと言えるでしょう。
しかしながら、その要求に応えることが、昔に比べて供給側の事情でかなり可能な世の中になってきたという背景もあります。
さて、市場(顧客)のニーズがそう(変化が激しく要求が細かい)である限り、商品やサービスを提供する側は、それに応えられるように常に努力をしなければなりません。
その「努力」が、昔に比べて相当のレベルで要求されるのが現代のビジネスなのです。
その「努力」をどんな方向性でどうやればいいのか、といのはそれを確実なものにするためにも重要な課題です。
こういったことを追求するのがマーケティングと言っていいのかも知れません。
つづく