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濱田英和

自動車板金塗装のプロ

濱田英和(はまだひでかず) / 整備士

アサヒ塗装工業株式会社

コラム

車両保険を使うか迷ってる...

2016年6月25日 公開 / 2016年6月27日更新

コラムカテゴリ:趣味

こんにちは。神戸市西区にあります自動車鈑金・塗装専門店のアサヒ塗装工業の濵田です。


※大蔵谷インター下車直進すぐ右手にあります

前回のコラムの引き続きになりますが車両保険を使うか迷ってる...10万円~20万円の修理をしたい場合の対策をいくつか紹介したいと思います。

まずは、車両保険に加入されてる方で特に一般車両(一般型)に加入されてる方に多いのですが自動車保険の改定の事を知らずに自損事故、自動車事故に遭遇し保険会社から保険使用時の修理金額より次回の保険更新時の保険料の方が高くなりますよと言われ困ってるお客様…よくよく考えると毎年高額な保険料を掛け捨てでお支払いしてる事を考えると納得いかない方もおられると思います。
その場合は、次回の保険更新時に同じ補償内容の保険に入ると保険料が上がる事になるため保険適用し次回の保険更新時に保険の補償内容を見直したりする事により次回更新時に上がる保険料をカバーできます。
この時の補償内容の見直しは、車両保険の免責を0→5にしたり5→10にしたり一般車両(一般型)を車対車(エコノミー型)の車両保険に変更することなどにより保険料があがるのをカバーできます。
極論で言えば、保険適用し次回保険更新時に車両保険を外してしまうというのもありです(特に車が古くなったり、数年以内に車の乗り換えを考えられたりしている場合など)

私自身が考えるには毎年高額な掛け捨てでお支払いしてる保険料を保険会社に積み立ててると考えてください。
その積み立て金を自動車事故に遭遇した時に保険会社から積み立て金をおろすと考えるのも1つだと思います。
毎年保険料を払いながら10万円~20万円の修理金額なら次年度の保険料が高くなりますよ~と言われ自費修理した場合、保険料+自費修理金額を払うとなんだかバカバカらしくなったりもします。
だからこそ保険内容やオプション契約などを見直しながら保険会社から積み立ててる金額を下ろす事をご家族と相談されることもおすすめします。

次に車両保険に加入せず、加入してても保険適用せずに直されたいお客様…もちろん普通の修理内容だと高くなってしまいます。
その時に活躍するが部品交換や鈑金・塗装しないといけない場合に中古パーツを使用する方法が主流とされてます。
もちろん多少のキズ・ヘコミなどを考慮してもらわないといけない事もありますが金額的に抑える事ができます。(もちろん在庫の中古パーツがある事が前提になります)
その他にも交換しないといけないと言われたパネルを鈑金して直す事や必要以上に部品交換せずに再使用することにより金額を抑える事ができます。
その時に大事になるのが最初のコラムで書かしていただいた職人さんの存在です。
昨今では、部品交換を推奨される事が多くなっています。
それは、本当に鈑金できる職人さんが少なくなっているからです。
その職人さんをお客様に知って頂くことも私自身の仕事でもあります。


このように自費修理を選択する場合の対策として参考にしていただければと思います。

次回のコラムでは自動車保険の補償内容やオプション契約をどうしたら良いか少し鈑金・塗装業からの目線でお話したいと思います。

アサヒ塗装工業
ホームページ
http://www.asahi-tkk.co.jp/

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