カビが増えている⑥~湿度を温度と同時に考える

鈴木敏広

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テーマ:住宅の変化

コラム「結露③」を初めに何度も書きましたが、日本の夏は外気が冬は室内が高温多湿の空気になります。日本では水蒸気が、夏は外から冬は室内から床下、壁の中、天井裏に侵入しようとします。外気と室内の温度と湿度は夏も冬も反対のため、夏も冬も結露に対応しないといけません。前回書いたベルリンとは全く違います。ベルリンは夏に湿度が低く、冬に高いのです。

私の考えですが、現在のような室温だけではなく結露しないためにどうするかを考えないといけない。それには、室温が先ではダメで結露しないように湿度も同時に考えないといけないと思います。

WHOが冬期の室温が18度を下回ると健康に悪いと発表しているために、冬期の室温を18度にするために断熱工法を決めている業者もいます。しかし、私は結露する可能性があるのなら温度を下げるべきだと思います。無理に18℃を守って結露してカビが生えるよりましです。

②に書いたようにカビは様々な病気の原因になります。④に書いたように健康に暮らすことが一番です。基準を守ることが目的ではありません。室温よりも結露させない、カビを生やさないことを優先すべきです。


カビが生えている⑥

次回は、『カビが増えている⑦~大壁の家は』です。
コラム「結露③


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木造住宅からマンション、市の施設まで建築業界の最前線で培った経験を生かし、安心、安全、快適で長く暮らせる住環境を提案。大工経験から現場の声を大切にする家づくりは職人にも施主にも好評。リピート率も高い。

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