最近の窓について2③~中央にトイレがあることで考えられる問題
私はコラム「省エネ基準は検証しなくていいのか①」に日本住宅史上の大転換と書きました。風通しのよい家をやめて風通しのよくない高気密高断熱住宅を作るからです。これほどの大転換をするのなら実験住宅を作り10年ぐらいの時間を掛けて、工事方法が日本の環境に合うのか合わないのか、問題点を洗い出してから進める必要があったと思っています。
ところが、省エネの基準を決め、数値化して計算できるようにし、その規準を満たすこととなりました。ただし、コラム「高断熱の前に結露対策⑬」に書いたように、日本の省エネ基準は温熱環境の基準だけです。結露しないで断熱性能を上げることは大変難しいのですが、カビが生える住宅が増えていることからも、結露の心配よりも基準を満たす住宅が建てられています。
最近は、より厳しい基準を目指す請負業者が増え、それを達成していることを宣伝している業者もいます。すでに断熱性能の低い家などは建てられませんから、カビの生える住宅は増えていくと思います。
夏涼しく、冬暖かい、高気密高断熱にすれば省エネでCO2も減らすことが出来るとなっていますが、本来の目的は健康で暮らせる住宅を作ることが目標でないといけません。ですから、省エネ基準の前に「結露は起こさない範囲で」という前提条件を付けないといけないと私は思います。
住人が健康で暮らすためには、家が健康でないといけません。カビは生えるような住宅では健康に暮らすことは不可能です。
次回は、『カビが増えている⑤~ベルリンと東京の緯度』です。
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