減った玄関庇と増えたオーバーハング①~減った玄関庇
カビが発生繁殖する条件として、温度、湿度、栄養 水分が必要です。カビは温度20℃以上、湿度60%以上になると発生しやすくなります。カン違いしてはいけないのは、湿度が60%を超えると絶対にカビが発生するわけではありません。カビには水分が必要ですから、空気中の水蒸気が温度の低い、冷たい物質に当たって水滴になって条件がそろいます。
カビは発生して成長すると胞子を飛ばし、モノに付着してさらに増殖します。昔の風通しのよい家と違い、高気密高断熱住宅のような人にとって快適な環境はカビにとっても好条件ので、どんどん増殖します。高気密高断熱住宅では、一度繁殖すると取り除くのは難しくなります。
人が住む快適な環境はそのままにして、カビを生えないようにしないといけません。温度、湿度そのままにして栄養はどこにもありますから、カビが生えないようにするには水滴ができない、結露を起こさないようにすることしかできません。結露しないことだけが人が対応できることです。
カビは人体にたくさんの健康被害を起こします。鼻炎、ぜんそく、肺炎、アレルギー、カビ中毒など様々な病気やその原因になります。
現在の室温を守ることを重視した高気密高断熱住宅の方針は考え直す必要があると私は思います。
次回は、『カビが増えているらしい③~工事は難しい』です。
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