使用期間を考えて作っているのか⑥~ケラバも同じ
20年ぐらい経ってこのコラム①で取り上げた建物が1階の床を下地から全面張替、コラム③で取り上げた住宅は軒先が傷み、樋が外れ、屋根材、野地板まで張替、樋を掛け替える工事をするかもしれません。
そのときに建てた業者は、傷んだ理由を
「経年劣化です。どこも同じです。」と説明するのでしょうか。
悲しいことに、その頃には同じような作り方をしている住宅ばかりで当たり前の工事となっているかもしれません。
工事中に工事の順番を変えて屋根が出来てから床を張る、軒先に広小舞を取り付けてから野地板を張るといったちょっとした手間と時間があれば、下地から直すような工事はしなくてもよいのですが、もしかすると⑨で書いた美術館のようにかなりの費用の掛かる工事となるのかもしれません。
本来は昔(私のとこでは今も)と同じ工事をしていれば、屋根材によっては塗装などの工事はあっても下地からやり替えるような工事は必要ありません。1階の床も現在は防湿コンクリートをしているので20年では下地から張り替えるような工事は必要ないと思います。
屋根ができて外壁から雨が入らないようにしてから内部工事をする、以前は当たり前の工事でした。雨の多い国で大事にしてきたことが簡単に変更されていると思います。
次回は、『カビが増えている①』です。
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