使用期間を考えて作っているのか②~乾かしてから工事を進めたか?
長期優良住宅という制度があります。コラム「長期優良住宅のギモン」に詳しく書きましたが、このコラムで取り上げた1階の床がビショビショでも軒先に広小舞を付けなくても、長期優良住宅制度の認定取ることができます。長期優良住宅の項目に長期間使用できるような作り方をすることといった項目はないからです。
この制度は数世代にわたって使用できることを目標にしているのですが、コラム「長期優良住宅のギモン①」に書いたように元々は、完成したときの性能を表しているだけですから認定を受けることができます。
本当は、日本は雨が多いので「雨の影響を受けない工事をすること」、修理費用が掛からないように「傷まない工夫、作り方をすること」といった項目を作り、長期間の使用に向いた工事をすることという前提条件を守ってから、長期優良住宅の項目を満たさないといけません。
⑧に書いたようにその被害が目に見えるようになるのに時間が必要です。
たとえば、20年位経って⑥に書いたような現場で、ケラバの金物の釘が抜け同じように軒先が傷んでいたときに、大きな台風が来て屋根が飛ばされてしまった。家の中も雨で濡れ修理費用が高いので⑧に書いたホテルのように解体するしかないということもあるかもしれません。
コラム「長期優良住宅のギモン2⑭」に書いたように、本当に長期間使用できるかは時間が経たないと証明されません。長期使用できるには工事方法は大事なことのはず、それを考慮しない制度ではダメだと思います。長期使用できた証明はされていないのに認定されるという?な制度です。
次回は、『使用期間を考えて作っているのか⑪~経年劣化で片付けるのだろうか』です。
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