使用期間を考えて作っているのか②~乾かしてから工事を進めたか?
※このコラムは、屋根材が瓦以外の場合です。瓦は破風専用の瓦があるため当てはまりません。同様に破風専用の部材がある屋根材には当てはまりません。
コラム「軒のない屋根の家⑤」にケラバの破風板が小さいと雨が入りやすくなることを書きました。
破風板についてはコラム「築30年で初めて漏った家③」に書きました。破風板が大きいほど外壁の天端と破風板の下端の長さが長いため、仮に雨が侵入しても室内には入りにくくなります。
下の左の図のように最近はケラバも端まで合板で下地を作っています。上記のように破風板が小さいと水が侵入し野地板の合板に小口から水が入りやすくなると考えられます。軒先と同じで、数十年経てば合板が剥がれ強度はなくなってしまいます。
樋はないので問題ないと思われるかもしれませんが、ケラバは金属製の化粧材などで作っていますが、釘で留めているため釘が抜けてしまう可能性が高くなります。
抜けてしまうと最悪の場合、化粧材が外れ、隙間が空くなどして雨水がさらに浸入し易くなります。ですから、昔は(私の所では今も)必ずケラバにも軒先と同じように、本物の木材で登り広小舞を垂木に沿って止め、その内側に野地板を張ったのです(図の右参照)。
次回は、『使用期間を考えて作っているのか⑦~広小舞に木材を使う理由』です。
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