太陽光発電について⑬~二重設備(火力発電の代わりにはならない2)
前回のつづきです。
デメリットの寿命と大きな面積については技術で解決すると思っています。問題は、有害物質を使用しているのでその処分方法です。ぜひとも早く安全で環境の良い方法を考えてほしいと思います。現在の太陽光パネルのようにたくさん設置してから処分方法を考えないようにしてほしいと思います。
それよりも、メリットの軽いこと少ない光でも発電することは日本の気候に向いていると思います。③に書いた地震や雨が多い(晴天が少ない)からです。デメリットに書いた大きな面積に向いていないということですが、軽いのでどこでも付けられるということは、発電する場所が増える(メリットに書いた光透過性があるのでガラス窓で発電することも出来る)ことになります。そう考えると面積のデメリットは大きな問題にならないかもしれません。雪の降る地方でも軽いので屋根ではなく壁に付ければ冬でも発電できる可能性があります。
しかも主原料のヨウ素が国内にたくさんあることもペロブスカイト太陽光設備は日本に向いていると思います。これが広まれば、⑭に書いた現在のシリコン系パネルのリサイクルをする必要はなくなるのではないのでしょうか。
火力発電も同じですが、①や⑤に書いたメガソーラーのような大規模な施設は発電すると使う場所まで送電しますが、送電中に何%かは放電して無くなっています。作っても送っている途中で捨てているのです。軽くて設置する場所がたくさん考えられる設備なので発電したところで使えばよく、これほど省エネなことはありません。軽いので動いて常に太陽に向いて発電するパネルができるかもしれません。
自動車の屋根に乗せることも考えられていますから、今までの太陽光発電設備とは全く違う使い方になると思います。ペロブスカイト太陽光設備は現在の設備に比べが安全で環境に良い設備となる可能性があると思います。
次回は、『訪問販売リフォーム2①~警視庁の注意広告』です。
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