省エネ基準のギモン①~断熱の地域区分のギモン
住宅には他にも性能はたくさんあるのですが、ほかの性能は評価されないので考えないようになってしまいました。本来は、長期間使用できる建物でないといけません。環境に合っていない住宅などもっての他のはずです。
長期使用するためには雨漏りしにくいこと、結露しにくいことを防がないといけません。傷みにくいようにすることこそ性能を維持するために大事なことなのです。
雨漏りを防ぐには軒や窓庇のほかに雨戸(シャッター)があります。雨戸なんて台風の時しか閉めないと思うかもしれませんが、台風時に災害に遭えば大変なことになります。特に私が住む太平洋側は大きな開口部には取付けるべきだと思います。ところが、最近の家にはほとんどありません。防火地域内のために防火対策で付けられている程度です。
結露防止も、高気密高断熱と小さな窓で室内の空気は動きにくいのですから内装材に調湿材使うことは大事なこと思います。室内の壁天井の面積に対し○○%に調湿材を張れば調湿性能として認めるようにすればいいと思います。
考えればもっとたくさんあると思います。本来は、長期優良住宅の項目は追加できる制度にしておけばよかったと思いますが、そうはなっていないことは誠に残念です。
次回は、『「長期優良住宅制度」のギモン2⑬~未来の約束は誰が責任を取る?』です。
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