省エネ基準の改正について⑧~日本にある資源を使わないなんて
日本人の平均寿命は男女とも80歳代です。住宅を建てる年齢は30代から40代と考えると建てた人が亡くなるまでに40年から50年使用することになります。
私は一般に言われる「日本の住宅の寿命は30年以下」については納得していません(コラム住宅の健康②」参照)。30年しか持たない住宅ですと亡くなるまでにもう一度建て直さないといけません。ですから数世代にわたって使用できる住宅でないと建ててはいけないと思います。
そう考えると、新築時に一番大事なことは構造体にお金をかけて、耐久性を確保することとリフォームできる、時代に合わせて改築できる住宅でないといけません。30、40代で新築し、家族構成が変わるなどすれば改築する必要がでます。時代に合わせて改築できなければ住む人がいなくなれば解体されてしまいます。
また、日本人の人口は減っていますから、住む人がいなくなることも考えられます。そうなると中古住宅として売りに出したとき、耐久性があって性能が落ちていない、誰でもリフォームできることは重要な条件だと思います。
次回は、『「長期優良住宅制度」のギモン2⑫~他にも性能はある』です。
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