オープン工法とクローズド工法⑧~中古住宅市場について
このコラムを作っていた昨年の暮れにこんな記事を見ました。
2025年の万博のパビリオンの記事です。オーストリアのパビリオンの記事ですが、首都ウィーンが音楽の都と言われますから、建物の正面に巨大な楽譜をイメージしたらせん型の高さ12mの構造物をつくり、そして来場者は階段で上がることができると書いてありました。
そのあとこう書いてありました。「素材の木の板を接着剤は使用せずにビスで固定し解体を容易にする」と書いてありました。
万博の建物だから万博が終われば必要ないから接着剤を使用しないと考えるかもしれませんがが、ここまで書いたように、住宅でも仕上げ材を構造材に接着したら、リフォームするときには仕上げ材をはがせば構造材が傷むかもしれないのです。
新築の時に30年、40年後の将来のリフォームを考えて、構造材と仕上げ材は直に接着するのではなく、釘やビスで固定するなど解体しやすいように考えて作るべきだと思います。
次回は、『「長期期優良住宅」のギモン2①~前回のおさらい』です。
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