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省エネ基準の改正について⑧~日本にある資源を使わないなんて

鈴木敏広

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テーマ:制度と基準について

日本の山には戦後に植えられた桧、杉材などがたくさんあります。50年、60年以上経っていて切り時です。日本は資源がないと言われていますが、木材は日本にある建築に適した資源ですから、それを使わないなんてありえないと思います。

また、木は若いときのほうがCO2をたくさん吸収します。ですから、戦後植林した木は年数が経ってCO2の吸収量は減っていきます。CO2を減らすためにも切り時なのです。CO2の吸収量が減った木は切って材料にし、切ったところに植林した方がよりCO2削減になります。これ以上環境にいい、省エネにいいことはないと思います。

省エネギモン⑧

LCAの考えには流通(運搬)が入っています。その際CO2が出るので当たり前です。日本の木で作りしかも地元の木材を使えば、運搬する距離が短くなりエネルギー削減、CO2の削減になります。

次回は、『省エネ基準の改正について⑨~本来の目的を』です。

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鈴木敏広(一級建築士)

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木造住宅からマンション、市の施設まで建築業界の最前線で培った経験を生かし、安心、安全、快適で長く暮らせる住環境を提案。大工経験から現場の声を大切にする家づくりは職人にも施主にも好評。リピート率も高い。

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