省エネ基準の改正について⑥~ビルがいいなら住宅でもいいはず
日本の山には戦後に植えられた桧、杉材などがたくさんあります。50年、60年以上経っていて切り時です。日本は資源がないと言われていますが、木材は日本にある建築に適した資源ですから、それを使わないなんてありえないと思います。
また、木は若いときのほうがCO2をたくさん吸収します。ですから、戦後植林した木は年数が経ってCO2の吸収量は減っていきます。CO2を減らすためにも切り時なのです。CO2の吸収量が減った木は切って材料にし、切ったところに植林した方がよりCO2削減になります。これ以上環境にいい、省エネにいいことはないと思います。
LCAの考えには流通(運搬)が入っています。その際CO2が出るので当たり前です。日本の木で作りしかも地元の木材を使えば、運搬する距離が短くなりエネルギー削減、CO2の削減になります。
次回は、『省エネ基準の改正について⑨~本来の目的を』です。
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