高さの高い窓と横に長い窓②～高さの高い窓
今回から幅に長い窓の話です。このコラムで取り上げる横に長い窓とは高さに対して幅が広いという意味です。
私が見た横長窓でこれは大丈夫かと思った窓が下の図です。
a横長窓が上下に配置、b横長窓がずれて上下に配置、c横長窓が横に三つ並んで配置、d横長窓が2階建ての1階の一番下に配置の4件です。
もちろん、横長窓が普通の高さで一つぐらい付いていても問題はないと思いますが、上記のa～dのような位置と配置の仕方に問題があると思っているのです。
窓が横に長いと大きく二つの問題があります。横長の窓の部分は耐力壁にはならないことはもちろん、配置の仕方によっては準耐力壁にもなりません。もう一つは通気層が機能するかです。
次回から、この2つについて個々に書いていきます。
次回は、『高さの高い窓と横に長い窓⑤～通気層の役目を果たすか』です。
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