結露⑭~これからの住まいは内部結露との戦い
私は10年ほど前からWB工法を採用しています(コラム;WB工法を採用して10年 参照)。
WB工法は、換気口が形状記憶合金のバネの力で少し暑いと少し開き、少し寒いと少し閉まります。通気量の調整ができることは四季のある日本の各地方の気候にも合わせやすく適した工法だと思っています。
他の工法で機械を天井裏や床下にいれている工法がありますが、機械に頼っている以上、故障も考えられ修理も必要で、壊れれば取り替えないといけません。電気が止まれば、途端に結露する可能性があります。
それに比べWB工法はバネの力だけで電気がいりません。故障などの心配はほとんどありません。
国は長期優良住宅制度に断熱等級や耐震等級などを決めています。
長期優良住宅の項目には結露対策はありません。結露対策するのは当たり前だからです。
当たり前のことを当たり前にすることはなかなかできないことです。本来の結露対策をして、それにあった断熱工事をしなければいけない・・・順番が逆だと思います。
何度も書きましたが、結露すれば家も人も病気になります。
家を長期使用するには結露対策をまず考えないといけないと思います。
調湿1~「カーテンにカビが」です。
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