結露⑮～内部結露を防ぐ方法1

内部結露を防ぐには、二つの方法があります。

一つは水蒸気が侵入しないようにすることです。
床下、天井裏、壁の中に水蒸気が入らないように防湿シートを内側から施工すれば、家の中から水蒸気は侵入しないため内部結露しないことになります。
一般に｢高気密高断熱住宅｣がこの方法で行われています。



この方法は、北海道のように梅雨がなく夏に高温多湿な空気にならない地域では効果的ですが、梅雨があり夏の暑い時期が長い地域では、内部結露は防ぐことができても逆転結露を防ぐことができるのか疑問が残ります。

この方法で逆転結露しないためには、外壁材の内側で通気層を作り、外気が内部に侵入しないようにする事と内部の防湿をしっかり作ることが大事です。

次回は、『結露⑯～内部結露を防ぐ方法2』です。


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