結露⑮~内部結露を防ぐ方法1
省エネが住宅の性能として要求されるようになったのは2000年頃からではないでしょうか。
その頃から断熱性能が問われるようになり、今年、その基準がまた引き上げられました。
これからはもっと性能のいい断熱材を使用することになります。
性能がいい断熱材を使用するほど、外気と室内(床下や壁の中、天井裏)の温度と湿度が大きくなり、
ますます内部結露(逆転結露)する可能性が高くなります。
これからの住まいで一番大事なことは内部結露対策だと私は思っています。
断熱材の性能が上がり、家の中や各室では温度差は少なくなれば表面結露は減るとおもいますが、それは同じ温度湿度の空気をたくさん家の中にため込んでいることになります。
家全体が同じ温度湿度になり外気との差が大きくなれば、表面結露しないだけ内部結露する確率はますます高くなることになります。もしも内部結露した場合、構造体を傷めるだけでなく、湿気で断熱性能も下がり、住宅の性能は大きく低下します。
次回は、『結露⑮~内部結露を防ぐ方法1』です。
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