Mybestpro Members

鈴木敏広プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

結露⑭~これからの住まいは内部結露との戦い

鈴木敏広

鈴木敏広

テーマ:結露

省エネが住宅の性能として要求されるようになったのは2000年頃からではないでしょうか。
その頃から断熱性能が問われるようになり、今年、その基準がまた引き上げられました。
これからはもっと性能のいい断熱材を使用することになります。

性能がいい断熱材を使用するほど、外気と室内(床下や壁の中、天井裏)の温度と湿度が大きくなり、
ますます内部結露(逆転結露)する可能性が高くなります。
結露⑭
これからの住まいで一番大事なことは内部結露対策だと私は思っています。
断熱材の性能が上がり、家の中や各室では温度差は少なくなれば表面結露は減るとおもいますが、それは同じ温度湿度の空気をたくさん家の中にため込んでいることになります。
家全体が同じ温度湿度になり外気との差が大きくなれば、表面結露しないだけ内部結露する確率はますます高くなることになります。もしも内部結露した場合、構造体を傷めるだけでなく、湿気で断熱性能も下がり、住宅の性能は大きく低下します。

次回は、『結露⑮~内部結露を防ぐ方法1』です。


---------1955年以来の信頼と実績--------------
      まちの大工さん 鈴木工務店
TEL : 0532-32-4265 FAX : 0532-32-4251
E-mail : machino-daikusan@h3.dion.ne.jp
◆住まいに関することは何でもお気軽にご相談下さい
---------------------------------------------

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

鈴木敏広
専門家

鈴木敏広(一級建築士)

まちの大工さん 鈴木工務店

木造住宅からマンション、市の施設まで建築業界の最前線で培った経験を生かし、安心、安全、快適で長く暮らせる住環境を提案。大工経験から現場の声を大切にする家づくりは職人にも施主にも好評。リピート率も高い。

鈴木敏広プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

長く愛される住まい作りにこだわる一級建築士

鈴木敏広プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼