結露②~昔の日本の家
結露には、表面結露と内部結露があります。
表面結露とは、目に見える結露のことで、コップや窓ガラスに露がつく結露が表面結露です。
コタツや火鉢などで暖房をとっている頃は結露しなかったのですが、ストーブなどで室内全体を暖めるようになると部屋中が暖まり含まれる水蒸気も増えます。増えて力を持った水蒸気は、暖房の効いた部屋の
隙間から冷たい部屋、たとえば廊下へ移動し、結露します。
暖房を入れている部屋と入れていない部屋(非暖房室)で結露するのはそのためです。
知らないうちに押入れなどでカビが生えるのも、戸の隙間から水蒸気が侵入しているからです。
次回は、『結露⑧~表面結露のもたらすもの』です。
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