つかさや工事日記3~図面を見て
工事初日。トイレのリフォームは狭いので、解体も簡単と思われるかもしれませんが、その反対です。狭いからこそ、たくさんの人が入れず時間が掛かってしまうのです。
トイレAの解体は、タイルも撤去するため今まで以上にホコリが出ます。場所もトイレのすぐ近くに客席や
調理場があります。食べ物を扱っているお店だからこそ、シートで店や調理場によりホコリがいかないようにして養生します。解体日もお店に迷惑がかからないようにお店の連休に合わせましたが、この2日間ですべてを撤去するのは本当に大変です。
解体が終わると、この建物が作られた当時にコンクリート面に書かれた墨が出てきました。こういった墨が出てきますと、リフォーム工事する時には大変便利です。墨から壁の仕上げ寸法が出せるからです。
天井を見上げると、2階の宴会場に上がる階段の踊り場の下地が見えました。床下の根太は普通の大きさです。測ってみると踊り場の幅は1mを超えています。これでは、床がたわんでしまいます。
そういえば、2階のトイレCの工事をしている時にうちの職人が“踊り場が鳴る”と言っていたことを思い出しました。踊り場がなる原因がわかりました。いい機会なので、天井を張る前に根太の補強することにしました。
次回は、「続 つかさや工事日記5~トイレA 詳細図」です。
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