つかさや工事日記1~トイレ工事の依頼
建物の状態がわかるようになったので、正確な図面を書くことができます。今までは、壁にタイルが貼ってあったため、解体しないとタイルの下地はモルタルがどれぐらいの厚みなのか分りませんでした。床には150角のタイルを貼る予定です。あまり小さなタイルが入らないようにするためには、壁の仕上がりを決めないといけません。うちの職人だけでなく、他の職人にもわかるような詳細図が必要です。一枚の詳細図を
共用することで職人達も意思統一ができますし、トイレAは調理場の横、なるべく手直しの仕事がないように工事を進めたかったからです。
トイレAも鉄筋の建物です。便器の横にコンクリートの柱が出ています。コンクリートの柱のところを便器と手洗いを境にして袖壁を作る予定ですが、袖壁の納まりと床のタイルが小さいものにならないようにするのが難しいところです。
特に手洗い下の段差を付けるところは、トイレに入って一番目につく場所です。大きなタイルを貼るように普通の図面では、100分の1で描きますが、今回は、より分かりやすいように5倍の20分の1の図面を描きました。現場の職人には、入ったところのタイルが150角になるべく近く、10センチよりも小さいタイルが入らないように壁の下地を組むように指示しました。
次回は、「続 つかさや工事日記6~トイレA 天板の塗装」です。
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