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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお) / マナー講師

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

コラム

マナーうんちく話1445《大切にしたい「みずみずしさ」と「まろやかさ」》

2017年4月16日

テーマ:日常生活におけるマナー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

日本は、食料自給率は先進国の中でも最下位レベルと非常に低いわけですが、「飽食の国」であり「美食の国」でもあります。

ミシュランガイドが多くの星をつけて絶賛し、さらにユネスコも無形文化遺産に登録された和食の他に、各国の料理が楽しめる国です。

また多くの家庭では、台所で和食のみならず洋食や中華料理もできる食材や調味料や調理器具が整っています。
食の安心安全にも敏感で、グルメが謳歌出来る国です。

だからテレビでも料理番組は殆どのチャンネルで放映されています。
しかし気になる点もあります。

箸使いや食べ方もそうです。
加えて料理を頂く時の表現の仕方も、決まり切ったボキャブラリーが多く豊かな表現とは言えないでしょう。

ただ言い方を変えると、それだけ決まり切った言葉が日本人には受けているのではないでしょうか?

たとえば「みずみずしい」という表現です。
果物の味の表現では圧倒的に多く登場しますが、新鮮で、生気に満ちて、なおかつ美しい様を表現する言葉です。

すっかりおなじみの言葉ですから、聞いた人は誰でも頭の中でイメージできそうですが、果物のみならず若葉にもマッチしますね。

またキラキラ輝く若い女性にも最適です。
但し、こちらは「見た目」のみならず「心の持ち方」も加味されます。

一方料理ですと「まろやか」という言葉を耳や口にしますが如何でしょうか。

この言葉には「丁度調和がとれている」といった意味がありますが、発する側も、聞き手にも好感のもてる言葉です。
料理を作った人にも嬉しい響きですね。

本当に自分好みの味で、穏やかな感じがする時に良く使用されますが、甘すぎず、カラ過ぎず、理想的な味のことでしょう。
勿論この味を出すには作り手の技量が問われます。

ところで人はどうでしょう。
まろやかな感じがする人と言われたら、それは性格のことです。

若い時はとかく四角四面で融通が効かない人でも、多様な苦労を経験して年齢を重ねると、次第にまろやかになってくると思うのですが・・・。

また歳を重ねたら「頑固になる」とか「枯れる」といわれますが、いつまでも心は穏やかでみずみずしくありたいものです。

料理をまろやかな味に仕上げるにも、性格がまろやかになるのも、いつまでもみずみずしさを保つには、それなりの努力が大切ということです。

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