マナーうんちく話1195《a good beginning a good end》

平松幹夫

平松幹夫

テーマ:人間関係を良好にするマナー

新年度を迎えて、新しい学校や職場に飛び込んでいく人も多いでしょう。
異動や転勤の方もしかりです。

4月は「出会いの季節」と言われますが、人付き合いが苦手な人にとっては何かと気苦労も多いと思います。
慣れない環境で心配事や不安も多いと思いますが、何事も始めが大切です。

そこで、改めて好感の持たれる「第一印象」のポイント等に触れておきますので、参考にして下さい。

これから様々な人に出会うわけですが、初対面同士の人が、他者を「どのような人物か?」と判断する基準はまちまちです。

しかし同じ条件でも、伝わってくる情報の順番により、受け取り方が違ってくることが立証されています。

つまり、最初に好感の持たれる印象を伝えればいいわけです。
新しい学校や職場で好感を持って頂くためには、「第一印象」が如何に大切かということです。

「人は見た目ではなく中身だ」という理屈も否定するものではありません。
中身はとても大切です。

しかし中身を理解するにはとても時間がかかります。
その点、第一印象は瞬時に理解できます。
「人は見た目が9割」という本がベストセラーになりましたが頷けますね。

入学した人同士、入社した人同士と先輩等は、互いに相手がどんな人か様子を見ます。だから、最初に「どんな印象を与えられるか」は、これから先の方向付けにとってとても大切です。

「最初が肝心」と言う言葉があります。
「最初の印象や最初にとった行動が、あと後にまで影響を与えることになるので、細心の準備で取り組みなさい」という教えです。

「見た目」と「心構え」を大切にして下さいね。

そして見た目とは「健康そう」に見えるということです。
具体的には、清潔感の漂う服装、明るい表情、美しい姿勢、元気の良い口調等です。

心構えについては「先手必勝の挨拶」をお勧めします。
挨拶をされたらするのではなく、自分から前向きの挨拶を心掛けて下さい。

これだけを実行して頂くだけでこれから先が大きく異なります。
理屈より実行です。

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平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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