マナーうんちく話89≪箸と椀。どちらが先?≫
「生きることは食べる事!」だといわれます。
そして、その食べると言う行為に「心の美しさ」を加味したものがテーブルマナーです。
つまり、テーブルマナーには人生をよりよく生きる知恵が凝縮されています。
だから、家庭の食卓で、親が子どもにキチンとマナーを教えることが大切なわけですね。
そのためには先ず大人が自国の食文化やテーブルマナーを正しく理解し、家庭や地域や職場で素敵に発揮することが大切です。
ところで、毎月19日は「食育の日」です。
これにちなんで、いくつか「和食のマナーの腕試し」をご用意いたしました。
ぜひ、挑戦してみて下さい。
日本人として知っていただきたいことばかりです。
①世界三大食法は?
では、この中で一番多い食べ方は?
それでは、なぜ手で食べたり箸で食べたりするの?
②箸とお椀。先に持つのはどちら?また、正しい箸使いとお椀の扱い方は?
③なぜ、箸を正しく持たなければいけないの?
④食事をする時に汁が垂れるといけないので、箸を持たない手、つまり左手で受けますが、これは品の良いマナーですか?
⑤日本には食前・食後に「いただきます」「ご馳走様」の挨拶があります。
「いただきます」は食材に対する感謝の言葉ですが、「ご馳走様」の意味は?
⑥お節料理や結婚式の時に供される「祝い膳」を食べる箸を「祝い箸」といいます。柳箸とも言われますが、両端が細くなっているのが特徴です。
その理由は?
⑦「祝い膳」には丸ごとの魚「おかしら」がつきものですが、「おかしら」を漢字で書くと?また、おかしらの美しい食べ方は?
⑧「和食」と「洋食」のテーブルマナーの基本的な違いは?
⑨昨年、和食がユネスコの無形文化遺産に登録されましたが、大きな理由を4つ上げて下さい。
⑩昨年、東京オリンピック招致委員会で日本の「お・も・て・な・し」文化が話題を呼びましたが、「おもてなし」を形成する二大要因とは?
⑪マナーの根源は「思いやりの心」です。
大変美しい言葉ですが、「思いやりの心」とは具体的にどう説明しますか?
⑫最後に、最も大切にしなければいけないテーブルマナーとは?
今までのコラムの中で詳しく触れてきた内容ばかりですが、再認識して頂く意味でこれから順を追って解説して参ります。
正しく理解して、益々素敵に輝いて頂ければ嬉しい限りです。