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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお) / マナー講師

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

コラム

基礎から指南!接客・接遇マナー⑪≪大切にしたい自分満足と従業員満足≫

2013年6月28日

テーマ:接客・接遇マナー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

コラムキーワード: おもてなし サービスおもてなし 講座接客 研修

このコラムは33年間に及ぶホテルでの接客の経験、通信教育・講演・講座・書物から得た知識、及び指導経験に基づき、私の視点でお話ししています。

そのような経験や知識を交えて、接客・接遇に携わる人に一番お伝えしたい事は、先ず「自尊心」を持つことです。

おかしな自惚れやプライドではなく、自分を大切にして下さいと言うことです。
自分を大切にすると言うことは、自分の「気持ち」と「身体」を大切にすることです。

《マナーうんちく話》でも度々触れましたが、「衣食足りて礼節を知る」と言う諺が有ります。
人の世話をするには、「自分が充実していなければいけない」と言う意味です。

ある目的を持ってこられたお客様に対して、心を込めて、おもてなしをするのが接客・接遇の基本ですが、それを「ホスピタリティ」と言います。

そして、その意識を持つことを「ホスピタリティマインド」と表現し、これについては、順次詳しく触れて参りますが、お客様に、心を込めて、おもてなしができる大前提は、自分自身が、心身ともに充実している必要が有ります。

自分の気持ちが充実していなければ、とてもお客様の気持ちを理解することはできませんよね。

さらに、風邪をひいたり、二日酔いになったり、歯が痛たかったり、花粉症になったりして、体調がすぐれない時には、お客様に笑顔で接することは、なかなかできません。

特定の仕事を除き、体調不良で、マスクを着用したり、衣服を重ね着したりすれば、お客様に不快感を与えることにもなります。

夫婦や家族円満に心がけたり、色々な人と良好な人間関係を築いたりするスキルも必要です。

ちなみにこの項目については、併せて「マナーうんちく話」《良好な人間関係のマナー》を参考にして下さい。

接客・接遇マナーは単独ではお話しできません。
色々な要素が複雑多様に組み合わさっています。従って、同時連載中の《マナーうんちく話》共々お付き合い頂ければ嬉しいです。

さて、話しの続きになりますが、自分の気持ちを大切にするには、ストレス緩和方法を身に付けることも大切ですが、ストレスに強くなることも大切だと考えます。

ちなみに、私は結婚式の仕事が長かったせいか、常にストレスは付き物で、いちいちその都度ストレスを緩和するより、ストレスそのものに強くなることを心掛けてきました。これについては又機会が有ればお話しいたします。

さらに、バランスの良い栄養、休養、運動、睡眠の改善など、いわゆる日頃の生活習慣を出来る限り正すことはとても大切です。

このようにして、自分自身を大切にしたら、次に自分の大切な人、つまり伴侶・家族・友人等を大切にして下さい。
伴侶・家族・友人の事を好きになることです。

そして、職場の仲間を大切にして下さい。すなわち、仲間を好きになって下さい。こうなると、お客様を好きになり、お客様を大切にすることが可能になります。

接客・接遇を支えるのは、その人の人間力が大きく影響します。
来られたゲストが、「良かった」、「また来たい」、と言う気持ちになるには、安心感や満足を提供しなければいけません。
そのためには、接客・接遇係が不満足では無理だということです。

つまり、「顧客満足」には「従業員満足」が必要だと言うことです。


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