気づいたら高額に！？無駄なオプション代にご注意を！

長野県松本市の仕立て屋、オーダースーツSapeurです。

当店にいらっしゃるお客様にご満足頂ける内容の一つに
無駄におっぷしょんを付けないという事があります！

オーダースーツは有料のオプションをたくさん付ければカッコいいという訳ではありません。

よく量販店ではこのオプションは高級なスーツの証ですよと言われるものがあります。
それが「本切羽仕立て」になります。

これは袖口の釦が開閉可能なものになります。
この仕立ての起源に関しては諸説ある為、今回は端折りますが、現在では高級仕立ての一つとして
是非付けた方が良いオプションとして進められるものになります。

しかし、これはイタリアとイギリスの国柄の違いが出ているに過ぎないのです。
開閉可能な本切羽に関してはイタリアの文化になるのですが、釦の付け方や釦ホールの技術の高さを示す職人の名残などと言われています。
それに加えて釦の開け方も少し小洒落たやり方しているのもイタリアの文化があふれていますよね。






反対にイギリスの文化ではボタンホールは開閉できない仕様になっています。
これはイギリスでは親から子にスーツを継ぐ文化がある為、袖口に釦ホールを作ってしまうと、
スーツを継いだ際にサイズ直しで袖の長さを変えられない為、ボタンホールをあえて作らないのです。






確かに本切羽にすることは手の込んだスーツになるのでオプション代も掛かり結果値段も上がり、高級スーツの証として謳われることは仕方ありませんが、あくまで文化の違いが表れているものとして一番は捉えてもらう事の方が仕立ての本質を捉えていると私は考えております。

ですので、お客様の雰囲気や使う生地、仕上がりの想像を共有した上で本切羽をお勧めする場合がありますが、あくまでオプションも全体を見据えたうえでのご提案になります。
当店以外でオーダースーツをお仕立てする場合にも、しっかりとフィッターの方とイメージを共有しオプションの有無を熟考したうえでご選択ください！

気づくとオプション代が多額になっているケースも多く耳にしますのでご注意ください！


本日も最後までご覧頂き有難う御座いました！

オーダースーツSapeur
帯川大輔

長野県松本市中央1‐14‐15福井ビル1階

070‐8552‐8036

ご予約は
rush.ordersuit@gmail.com
のメールにてもしくは

https://sites.google.com/view/ordersuitsapeur/
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