臨床心理士指定大学院受験に強い予備校の条件ー心理学編
昨日、心理系大学院入試の「英語力」の講座を行いました。とてもたくさんの方々に参加していただき、ありがとうございました。講演のあともたくさんの質問をしていただき、盛り上がりました。
私たちとしても現在、大学生の方々がどのような不安を抱えているかを知ることができてとても有意義でした。
2018年より公認心理師方に基づく、新カリキュラムが適用された方々が大学院受験学年となり、2023年度試験より、心理職養成大学院は大幅に倍率が上がりました。そのため、進路未定者がたくさん出ています。そのあたりの空気は大学生の方々がヒシヒシと感じており、どのような対策を打つべきかを真剣に考えておられる様子が見て取れました。
昨日のことも踏まえ、ここのところ、私たちにお問い合わせいただいていることも含めて、現在、心理系大学院を目指す大学生の方々がどのような不安を感じているかを以下3選をまとめます。
まず第1位は英語です。
やはり英語に不安を感じている方が多いことが明らかになってきました。
冷静に考えると、大学受験は基本的にマークシートですから、目の前に答えはあるわけです。極論、本文はほとんどわからなくても、選択肢を選ぶテクニックで点数が取れる問題は結構あります。運も作用します。しかし、大学院受験は、そのような要素はゼロです。読めなければそこまでです。しかし、じゃあ、どんな勉強をすればいいのかがわからない、という状況になるのが、不安に感じる理由だと考えられます。
第2位は専門科目の論述
キーワードを覚えるということはほとんどの人が自覚しています。しかし、論述となると、どこから出るかわかりませんし、何をどこまで書けばいいのかもわからないし、問題作成者の要求もよくわからないことがありますし、ましてや見たことも聞いたこともない問題が出たときの対処法もわからない、などなど、わからないこと尽くしになりがちです。
第3位が書類
私としては研究計画書等の書類が、1位だと思っていたのですが、そうでもなかったようで・・・軽視されているわけではないと思うのですが、私の印象では、まだリアリティがないということと、先輩たちになんとなく聞いて、「ああ、これくらいでいいのか」くらいの緩い感覚になっていることが多いと見ています。それでも3位ということは、むしろ不安に思っている人が多いということを意味していると考えています。
京都コムニタスとしては、少しでもこのような不安を減らしていけるように、皆さんに資するイベントを用意しています。次は私の出番で、面接対策をする予定です。
面接対策は実は難しいので、是非参加いただけたらと思います。
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