公認心理師試験過去問を見る際は日本語をしっかり分析しましょう②
問6032歳の女性A、2歳の子どもの母親。Aは、市の子育て支援センターで、公認心理師Bに育児不安について相談した。3年前に結婚により仕事を辞め、2年半前から夫の転勤でC市に住んでいる。夫は優しいが、仕事が忙しいため、Aは一人で家事や育児を行うことが多い。知り合いや友人も少なく、育児について気軽に相談できる相手がおらず、孤独感に陥るという。BはAに対し、地域の育児サロンなどに参加し、育児や自分の気持ちについて話すなど、子育て中の母親との交流を提案した。
BのAへの提案のねらいとして、最も適切なものを1つ選べ。
①感情制御
②グリーフケア
③情緒的サポート
④セルフ・モニタリング
⑤ソーシャル・スキルズ・トレーニング〈SST〉
正答は③です。
まず主訴を読み取ります。母親の育児不安です。対象を主語にして、「一人で家事を行うことが多い」「知り合いや友人が少なく相談できない」「孤独」などです。
対して公認心理師は、「育児サロンに参加して、育児や自分の気持ちについて話すなど他の育児中の母親との交流を提案」となっています。
これは特別な知識がなくても解けますので、比較的簡単かと思います。①②⑤はすぐに消えるでしょう。気持ちとあるので③でいいでしょう。
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