サクセスフルインテリジェンス
12月に入り、当塾は2月試験に向けて動いています。前期の結果から見て、臨床心理士指定大学院の難易度が上がっています。今年は、2018年に公認心理師法が動き出して、その時の入学生が4年生になり、初めての大学院受験の年です。つまり、Aルートの第一期生ということになります。いわゆる純粋公認心理師になる人たちであり、学部から大学院までの一環教育を受けた初めての人々ということになります。
何度か言いましたが、今全国の大学にインタビューをお願いしています。合計で60校ほどになり、3校に1校くらいが受けてくださり、大学の先生方にも関心を持っていただいています。先日は、関西福祉科学大学に訪問させていただいて、学部長や学科長にお出ましいただき、恐縮しましたが、とても有益な情報をいただきました。
これまでインタビューをしてきた中の情報として、概ね、1校につき、学部で実習を含む公認心理師の単位を取って、大学院進学を想定する人は、平均すると30名未満くらいになります。大学院の定員の平均は概ね10名程度ですので、進路変更者が出たとしても半分以上が大学院に行けない可能性があります。指定大学院が約180ありますが、30人の受験を目指す学部生がいるとすれば5400人の受験希望者がいることになります。一方、定員は2000人を切ります。単純に計算すると、3000人くらい大学院に行けない人が出てしまうということになります。進路変更者も出るでしょうから実際にそこまで次の年に受験を持ち越す人は多くならないかもしれませんが、この理屈で考えると、年々難易度は増すことになります。実際に今年は難易度が増した学校が増えています。ある学校では、今まで7割未満の点数で合格していたところ、今年は8割程度取らないと合格できないということを聞きました。また「なぜ自分が不合格になったか納得がいかない」というお問い合わせもいくつかありました。本人の印象と自己採点ではかなりできていても、他の人がもっと点数を取っていたということでしょう。
以上からこれから臨床心理士指定大学院を受験する方は、かなり早い段階から、計画的に勉強する必要があります。
勉強方法など、わからないことがありましたら、是非お問い合わせください。
京都コムニタスでは、オンラインでも対面でも相談を受け付けています。体験もどちらでもできますので、両方とも体験してみて欲しいと思っています。
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