言論の自由、発言の自由、解釈の自由
とりとめもない表題ですが、公認心理師試験が終わり、合格ラインの上昇は、多くの受験生と、私たちのような業者に衝撃を与えたと思います。第4回試験の結果については、役所も金曜日に発表して、土日で問い合わせができないようにした上で、月曜日にたくさん来るであろうクレームに対応するだけの理論武装をしっかりしていると思います。
前も言いましたが、正答率と得点率は少し違い、今までは138点という得点がすべてと思っていましたが、実際は「正答率」となっていますので、138点には限らないということが、今回明らかになりました。もちろん、こんな日が来てもおかしくはありませんが、私としては第5回試験までは138点を変えてくることはないだろうと、少々高をくくっていました。しかし、公認心理師の登録は今のところ42000人を超えており、今回12000人合格しましたから、50000人を超えるでしょう。加えてあと1回の試験でおそらく今年くらいの受験者、20000人くらい(多分もっと多いと見ています)いるとして10000人合格させると、6万人を超えることになります。第6回試験以降は、景色が一変して一気に2000人くらいの試験になり、規模は今の10分の1くらいになることが予想されます。それまでに公認心理師をどのくらい出したいのか、について役所の考え方を想定する必要はありそうです。今回、公表されている情報からわかることとして、「補正した」というものがあります。だから最初はやはり138点で考えていたことが想定されます。しかし、点数を上方修正して、合格者数を絞ったわけですから、役所は第5回試験でも同様のことを考えている可能性は高いと見ています。すなわち、138点合格の想定ではなく、「総得点の 60%程度を基準とし、問題の難易度で補正した。配点は一般問題が1問1点、事例問題が1問3点である」をもっとしっかり考える必要があります。6割きっちりの得点138点から7割161点未満が範囲内と見られ、65%なら149.5:150点ですので、安全圏は150点くらいまでは想定すべきでしょう。すなわち第5回試験は150点程度を目指すのが妥当となり、138点では危ないと考えた上で勉強を進める必要があるということです。私たちの模試でも得点分布としては140点前後が最も多いのですが、そういう試験設計でもあります。しかし、150点くらいまでラインを上げられるとかなりの不合格者が出てしまいますので、確実な得点力を身につけることが求められます。第5回試験を目指す方は早々に準備をしましょう。第5回試験対策の通学生コースは、Gルートの方が確実に合格できるように特化しています。試験に向けた相談も受けておりますので、是非お問い合わせいただけたらと思います。もう10ヶ月ありませんので、準備期間に入っています。過去問はとても有力な教材ですので、今のうちからしっかり見ておきたいところですが、今のうちに基本問題の得点力をつけるための知識を身につけておきましょう。
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