心配は先生の担当
6月20日で京都は緊急事態宣言が解除されることになっています。京都コムニタスは、すでにオンライン併用型のハイブリッド授業を行っていますので、特に何かが変わることはありませんが、ここまで教室に来るのが難しかった人も、解除後には来たいと言っている人もいます。
大学も対面授業に戻すところが増えてきています。これでもコロナがどうなるかは予想もつきませんが、コロナ以前の生活がどのようなものであったかを忘れつつあります。ただ、京都コムニタスでは、PCが増えたり、電子黒板が活躍したり、かなり高度なLMSができたり、オンラインで全国の人と授業や授業外でやりとりができるようになったりと、コロナ社会の適応とも言えますが、どちらかというと、コロナを通して発展したと思いたいところです。ですから、コロナ後社会が来たとしても、完全に塾の形態がコロナ以前に戻るということはなく、今を足がかりに、発展を目指していくことになります。
しかし、そうは言ってもコロナ後の社会の明確なものは、まだ全く見通せません。私の知っている店も二桁はつぶれてしまいました。諸行無常とはいえ、元に戻ることはない、ということをしっかり認識させられています。また第5波ということを言う人も出てきていますし、オリンピック後どうなるかも全く予想できません。オリンピックをやれと言う人も、パラリンピック閉幕後のこの国がどうなっているかを予測する人は誰もいません。ためしに検索してみると、見事に不景気とか、低迷といったネガティブな記事しか見当たりません。オリンピック後にこの国がハッピーになると予想する人がいたら、是非その見解を読んでみたいのですが、目にとまった範囲では、まともな記事は見当たりませんでした。コロナ関連も同様で、「オリンピック後も全く問題なし」と言う人は実は誰もいないということは注意しておくべきでしょう。コロナをただの風邪、インフルエンザより軽い、日本人は大丈夫という人はそれなりにいますが、そういう人ほど、大きな声で「データで語れ」という傾向が強いのですが、実は誰も、データでオリンピック、特にパラリンピック後、この国のコロナが全く大丈夫だと言う人がいないというところが、この国とコロナとオリンピックの関係を如実に表しているのだと思います。仮定法で「もし大丈夫ならこの国の大きな成果」とまるで戦時中のメディアと同じような論調が楽観論の精一杯というのが現実です。
この国は、戦争以来の博打に入りました。神がかり的に運が良くて「何もなく無事」か「最小限の被害」でしょう。運が悪かった時のことは怖くて書けません。現代の国家経営で、為政者が国民を巻き込む博打を打ちましたので、私たちは最悪の事態を想定しておく必要は常にあります。
こういう時こそ、教養の力をしっかり身につけて、どんな社会が来ても適応して生き抜けるように準備をしておくことが重要です。
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