大学編入学・大学院フェアでワンポイントセミナーをしてきました

井上博文

井上博文

テーマ:京都コムニタスとはどんな塾か?

ジーベックさん主催の大学編入学・大学院フェアで、小論文の書き方についてワンポイントセミナーをしてきました。2回実施しましたが、両方とも参加してくれた方々は熱心に質問をしてくださって、人生を真剣に考えている若い人のまなざしは、いつの時代でも、私たち大人が大切にしないといけないものだと、あらためて思いました。

前回、同様のセミナーに参加して以来、電車に乗って大阪まで行きましたが、緊急事態宣言の効果なのか、電車は人が少なく、行きも帰りも隣に人がいない状態で座れました。大阪の町並み(と言っても駅前だけ)もとても人が少なく、とても多くの人が感染拡大をしないように意識していることがわかります。日常、私も塾の中からほとんど動きませんので、外がどうなっているかはほとんど見ていませんので、あのように人が少ない大阪は、とても新鮮でした。以前は、どこを歩いても人との接触を回避するか、不可避になるかの選択で歩いているイメージでしたが、何も考えずに歩ける昼間の大阪駅前はなかなか経験できるものではありません。

今回、会場に、いくつかの大学も参加しておられました。お話させていただけた大学は、どこもコロナ対応に苦慮しているという感じでした。

このような社会状況の中で、時間の制約上、進路を決めていかねばならない若者に手を差し伸べる公共はほとんどありません。ともすればスケープゴートにして、一部の若者をあたかもすべてであるかのようにするオリンピックスポンサーの主要新聞メディア・・・この国の最大の災難は既存の大手テレビ、新聞メディアの存在です。人流抑制と流した後に、食レポ・・人の死を数字と割合でしか伝えない異常さにはもう慣れましたが(それがダメなのですが)、彼らはこの国を揶揄して「アクセルとブレーキを同時に踏んでいる」と言います。しかし、それはこの国や国民ではなく、メディアそのものです。オリンピック開催などどう見ても不可能に思える情報を流したあと、スポンサーの車を映すために、意味不明な聖火リレーの強行を報道・・メディアと政治禍とIOCは常軌を逸していることは間違いないでしょう。「だったらなぜ?」という人が持つ基本的な疑問を無視し続ける姿勢を押し通させてはならないのですが、メディアという珍種には普通の日本語は理解できないのでしょう。あり得ないでしょうが、たまには自省して、人々のためになる情報を流してもらいたいものです。こんな時でも人生を切り拓こうと頑張っている若者に光を当ててもらいたいものです。多くの人が実は感染拡大を防ごうと努力している事実に目を向けてもらいたいものです。

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井上博文
専門家

井上博文(塾講師)

株式会社コムニタス

塾長以下、スタッフが、全ての生徒の状態を正確に把握している。生徒をよく観察し、成長度合、どのような不安や悩みを抱えているか、をしっかりと観察し、スタッフ間で情報共有をしている。

井上博文プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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