マイベストプロ特別セミナーが終わりました
昨日、首都圏で緊急事態宣言が出されました。またそれに伴い、関西圏でも緊急事態宣言を出すように要請することが検討されているそうです。
ただ、緊急事態は前回とは、状況がかなり違いますので、少々驚くほど主観的なものであることが判明してしまいました。大変残念です。少なくとも最初の緊急事態宣言からかなりの時間があったわけですから、「これこれこういう数字になったら緊急事態」が明確になっているのだと、さすがに考えていました。しかし、超絶ウルトラ場当たりだったと言うことです(つたない表現で失礼)。場当たりにせよ、コロナが途絶えたことはなかったので、日々対処していたのなら、数字くらいは見えていたはずなのですが、彼らが学んだのは「飲食店の悪さ」だけのようで、結局やることは前と同じです。彼らの出す数字は「頑張れば」届くのだそうで、これを聞いた時には吉本ばりにずっこけそうでした(つたない表現で失礼)。
私たちのような塾は、緊急事態宣言が出ても出ていなくても、すでにオンラインで授業はできますので、基本的な運営に変化はありません。オンラインでもしっかり学べる環境をより整えていっています。公認心理師試験対策講座については、元々動画や自宅受験可能な模擬試験が主体ですから、これにも方針の大きな変化の予定はありません。第3回公認心理師試験が終わって、まだそれほど日はたっていませんが、試験前に緊急事態宣言が出ていたら、また混乱していたでしょう。それでも看護師や保健師、助産師などの試験は2月ですので、総理大臣が言うところの一ヶ月でおさまればいいのですが、ちょっと予測がつきません。しかし、4月から、その資格で働こうとする人の人生が変わりますので、試験を実施するか否かは慎重に検討して欲しいと願います。大学入試やセンター試験は予定通り行われるそうですが、センターはさすがにリスキーかとも思うのですが、難しいところです。
コロナ禍は世界中で大変なことになっていますから、日本の政治禍だけが無能で、このような事態になったのではありません。この経験したこともない感染力が想定外であり、これまでの常識や慣習レベルではおさまらないということが、ここにきてわかりました。
緊急事態宣言がここにきてなされたわけですが、それでもって状況が良くなると思っている人は少ないのではないかと思います。おそらく、前回の緊急事態宣言以来、どの人もマスクをしていますし、手洗いも消毒もしています。近辺でアルコールを置いていない店の方が少ない状況です。多くの人が指摘していることですが、飲食店が悪なのではありません。むしろ、飲食店はとても努力しています。私の知り合いの料理屋でも検温器を置いていますし、ついたてを置いているところもあり、かなり強力な空気清浄器をおいているところもあります。たいていの場合、私が知る限り、皆安からぬお金を使って、対策をしてきたのです。その上で、この感染者数ですから、店側としては精一杯です。その上でGO TOとか言われて、一瞬喜ばされて、予約で忙しくなったら、今度は中止でキャンセルで忙しくなり、収入だけがないという、何か恨みでもあるんじゃないか、というような失政に振り回された挙げ句、ここに来てさらに悪人扱いされています。「要請」に応じなければ「罰」を与えられる方向に向かっているそうです。公認心理師法にも「罰則」の箇所がありますが、かなり限定的とは言うものの、法的根拠があります。要請に応じなければ罰を与えるとは、何の法が根拠になるのかが不明で、とても恐ろしくなります。
一方で、国会議員は、会食は許容されるのだそうです。もう滅茶苦茶です(何回言ったことか)。別に政治禍に期待することなど何もありませんが、自分たちは良くて、何も悪いことをしていない人に罰を与えるとなると、話は変わります。国会議員にもコロナで亡くなった人が出ているわけですし、人間である以上、特権階級にコロナは忖度しません。そうである以上、要請に応じない議員にも罰則を与える法が必要です。
と、「言うだけ無駄」と思わせるのが、前政権以降顕著になりましたが、愚か者の政治禍への対処も、コロナ禍への対処も、同じ精神論なら、「頑張る」よりもあきらめないことが大切です。
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