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井上博文

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コラム

○○ファースト?

2019年11月5日

テーマ:面接対策 集団討論対策

コラムカテゴリ:スクール

少し前アメリカの大統領が「アメリカファースト」と叫んで大統領に上り詰めました。それを受け継いだのか、この国で、○○ファーストという言葉を最近よく聞きますが、たいていの場合において、そんなことを考えたこともない人が言うところが滑稽で、何かのコントのようです。是非「芸人」と名乗る人々にコントにして欲しいのですが、総理大臣を舞台に上げてしまうようなお笑い会社では、格調のある笑いにするのは無理なのでしょう。先だってのオリンピックのマラソンと競歩が会場が北海道に変更になった件もそうですが、誰も選手のことなど考えたこともありません。東京都知事は「選手ファースト」とよく言いますが、彼らが考えるのは、「マネーファースト」「アメリカファースト」であって、選手のことなど三の次以降でしょう。選手の命や健康を考慮した場合、そもそも8月にオリンピックをしない方がいいに決まっています。かつて10月10日が「体育の日」だったわけですから、まして近年の8月は「高温注意報」が出て、外出を控えるように言う国です。しかし、オリンピックを招致した人はそれを「温暖」だと言い、スポーツに適した国だと言い切って、併せて放射能は完全にコントロールしているとも言ったわけです。このような嘘しかつけない人々がオリンピックなど手がけない方がいいはずなのですが、このような人たちは、この国の総理大臣を見ればよくわかりますが、そもそも人の話など聞く気がありません。「俺様ファースト」なのでしょう。
こういった人たちに何を言っても無駄なのですが、「マネーファースト」になりすぎると、本来の重要な目的を外してしまうばかりか、7千億円の費用のはずが、3兆円になって、というより、もはやいくらかかるのかわからなくなっている状況で、回収不能になっても、「これだけお金をかけたのだから今更後戻りできない」となり、被害が極大化し、どうしようもなくなってから「じゃあどうする」となり、果てはテレビのコメンテーターもそうですが、「日本はなめられている」なんてことも言い出す始末です。もはや「マネーファースト」さえどこかに行ってしまっています。いつか通った道のはずなのですが、人間はどうも同じことを繰り返してしまう性質を持っているのか、目的を定められないような人が権力を握った時の怖さを忘れてしまうのか、これ以上ないと言えるだけの大きな被害を受けたこの国の歴史を忘れてしまうような教育をしているからなのか、ちょっと痛々しい状況になってしまいます。歴史を改竄するのが専売特許の政権ですから、さもありなんと言ったところでしょうか。多くの人は別に冷笑主義でもないのだと思うのですが、「気づけばどうしようもなくなっている」「何かを言っても無駄」「どうせ嘘をつく」こんな思いになってしまうと、末期症状です。

私たちのような塾は通常「生徒ファースト」とは普通は言いません。塾に生徒ファースト以外の選択肢などありません。当たり前だから言わないのです。そんなことが書いてあると、それ以外の選択肢があると言っているようなものですから、ものすごく怪しいと思った方が無難です。私はよく面接対策の時に、「志望理由はその学校、学科、資格でなければならない理由」だと言っています。だから「第一志望です」なんて言ってしまうとみずから「ファーストではありません」と言っているようなものですし、聞き手に強い違和感を抱かせてしまうのです。

本当に怖いのは、権力者がこの程度の子どもでもわかるような話を理解せず、「○○ファースト」で国民をだませると思っているところです。よほど国民を馬鹿にしているのでしょう。こういった言葉を使う権力者は、要するに何か嘘をついているということですから、信用せずに、だまされないように構えておくのが妥当です。



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