合格速報ー花園大学大学院文学研究科仏教学専攻
臨床心理士指定大学院、京都橘大学大学院で合格者が出ました。この大学院を当塾から受験したのはおそらく初めてではないかと思います。少人数ということもあって、少し躊躇があったのですが、今回合格された方はこの大学の学部生の方です。内部だからといってアドバンテージがあるわけではないのですが、学力も高く、十分合格できると考えていました。
この合格で今年の当塾の前期入試は概ね結果が出そろいました。もちろん、まだ11月に向けた試験もあるので、終わりというわけではありませんが、総括は必要かと思います。今年は、全体的に受験生が多く、昨年、一昨年と比べて難易度が上がっています。昨年が下がりすぎていたという見方もできます。原因としては、公認心理師の影響で、昨年、大学院に行くことが公認心理師試験受験において有利になるのか不利になるのかがわからず、臨床心理士指定大学院を受験を控えた人が受けたと考えられること。もう一つが各大学が公認心理師を意識し始め、学部教育に力を入れたことで、内部生の受験が増えたこと、併せて、公認心理師ができたことで学部生の受験マインドが高まったこと。このあたりが今年の受験生の増加の要因であろうと考えられます。おそらく次年度もこの傾向は続くのではないかと思われます。公認心理師試験の経過措置期間での試験はあと3回です。ここからは公認心理師試験の受験者もある程度増えると思われます。併せて、Gルートで合格した人の中で、そこから臨床心理士指定大学院に行こうと考える人も増えています。当塾にもそのようなお問い合わせをよくいただきます。第3回公認心理師試験でGルートから受ける人は、今年の9000人程度の不合格者がそのまま受けるとして、最大15000人程度の受験が見込まれます。この大半は臨床心理士ではないと考えられます。このような方々が臨床心理士を目指すことが起こり得ていることが、指定大学院の受験生が増えた一因となっているということです。公認心理師ができたことで、臨床心理士の資格の価値が見直されているのかもしれません。
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