知恵ある人になるには?
申し訳ないくらい関係のない個人的なことを書きます。金曜日から日曜日まで故あって塾を空けておりました。
どこに行っていたかというと和田山というところで、ある企業の感情マネジメントの研修の講師に行きました。土曜日に朝から開始しましたが、久々のアウェイ感満載で、がらにもなく(つっこまれる前に自分で言いますが)緊張しました。前日に社員の方に焼き肉を力一杯食べさせてもらいましたので、身も細るということはありませんでしたが。それでも、とてもいい方々で、初対面の私の話にしっかり耳を傾けてくださって、ありがたかったです。たまにこういった企業研修をしますが、どちらかというとやりにくいことの方が多いのですが、気持ちよく仕事をさせてもらいました。
その研修のあと、即座に電車と新幹線に飛び乗り、因島に行きました。師匠の御自坊の、重要な法要があり、なんと私が内陣出勤する(させ(られる)ていただく)ことになったのです。いろんな意味で懐かしさを感じつつ、指示されたホテルに飛び込むと、名誉教授の先生がおられ、食事開始。日本有数とも言える漁師町の海鮮料理の味は…さっぱり覚えていません。
代わりに1日で半年分くらいの緊張を味わいました。そして日曜日、朝から内陣出勤の打ち合わせ。聞いたことがない音楽法要に不安全開でした。普段非常勤講師先でも音楽法要はやるので、大丈夫かなと高をくくっていたのがさらに災いしました。前日の企業の方々に見せられたものではない顔をしていたと思います。あの師匠から「そんなに緊張すんな」と言われました。もちろん、言いたいことは全部飲み込みましたのでお腹いっぱいになりました。初めて着る装束を着せていただき、なんとかお役目を果たせたかと思います。袴がずれて、下がってきたので、身が細ったのではないかと思います。その名誉教授の先生は仙人のような優しい顔つきで「意外に足短いな」と重たい一言。返し言葉を出すパワーがなく、認めてしまいました。終わってから、つたない点が多く、周囲にご迷惑をかけたかなと、さらに不安になっていましたが、多くの方々にねぎらっていただき、ありがたい限りでした。私は地方における寺の役割は本当に重要だと思っています。またお手伝いに(なっているかどうかはさておき)行かせていただきたいと思っています。
この式典の中で、中国から「変面」のプロがその技を披露してくださいました。変面は、テレビでは見たことがありましたが、生で見るのは初めてでした。読んで字のごとく、一瞬で顔(面)が変わるのです。私も、関係者扱いで、一番前の席に座りましたので、近くで見ましたが、その仕掛けは全くわかりませんでした。この方は、北京オリンピックの開会式でも演じたそうです。この仕掛けは、中国の国家機密だそうです。だから、国が関わって、この変面の技術を後継しているのです。この方はなんと9歳から、この技を習ってきたそうです。途中顔がドラえもんになったり、素顔になって終わりかと思ったら、また面になったり(これは後で聞くとかなりの高等技術だそうです)、次々と変わる顔を見て、私のこの二日の変面ぶりとつい比べてしまいました。おおらかなことで、写真撮影もOKということでしたので、数枚あげてみました。美しい舞と高い技術に、多くの人がしばし見とれていました。
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