CNSって何ですか?
『ナースのための質的研究入門―研究方法から論文作成まで』という本があります。
以前、質的研究入門という本を紹介したこともありますが、大学院にいくに当たり、研究方法を知っておくことは重要です。私は『プロ野球でわかる!はじめての統計学』(技術評論社)という本が好きですが、野球をするにしても、データが重要です。少し野球を知っている人なら、打者は3割打てれば一流だということを知っています。数字が低下するということも、基準がわかっているからです。それは長い野球の歴史において積み上げられてきた数字が物語る事実の集成です。野球の研究の多くはこの数字によりかかることは間違いありませんし、アメリカの野球の数字の量の多さはすさまじいものがあります。よくそんな数字に気づいたなぁと関心させられるものもあります。それからすると、やはり日本の高校野球はかなり遅れていると言わざるを得ません。最近少しずつ問題意識が共有されてきましたが、まだまだこれからかと思います。
一方で、数字だけでは割り切れないものもたくさんあります。高校野球で投手の球数制限の話が出ると、当然、投手をたくさん揃えられる有力校が有利ですから、反対が出ます。何が教育かを考えると頭が痛くなります。こういう時には数字だけではなく、質的な研究も重要になります。野球をする選手や指導者などの考え方、困っていること、などをインタビューなどをすることで、数字が拾わない事実もあることに気づきます。M-GTAなどをやると本当に多くのことに気づかされます。その意味で質的研究も重要です。
看護大や大学院に進みたい方におすすめの一書です。
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