現任者講習#2
問9
「パーソナリティの特性に根源特性と表面特性とを仮定し、根源特性として16因子を見出した心理学者は誰か」
という問題でした。
解答はCattell,R.B.です。Cattell,R.B.は、オルポートの特性論の考えを取り入れ、その意図を推し進めて、因子分析という科学的な方法を用いてパーソナリティの構造を明らかにしようとしました。当塾の第1回模擬試験で、問61と95で出ました。
当塾の解説は以下の通りです。
Cattell, R.B.は、因子分析という科学的な方法を用いてパーソナリティの構造を明らかにしようとした。彼は、特性をすべての人に共通する共通特性(common trait)と、特定個人に固有の独自特性(unique trait)に分けた。更に、共通特性にしろ独自特性にしろ、特性は外部から観察することが出来る表面的特性(surface trait)と、その背後にあって表面的特性を成り立たせていると仮定される根源的特性(source trait)に分けられるとした。そして、身体的行動特徴の評定、質問紙による自己評定、標準検査の結果を因子分析して、12 の因子を抽出し、その後改定し16 因子となり、16 パーソナリティ因子質問紙(sixteen personality factor questionnaire:16PF)を作成した。(p.23)
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