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コラム

第一回公認心理師試験 振り返り③

公認心理師

2018年9月14日

問4
「森田療法について正しいものを選べ」という問題でした。

日本の心理療法は何らかの形で出るのではないかと思っていましたが、
当塾の模擬試験では、こんな問題が出ました。
問67
森田療法に関する次のA.~D.の記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、下の1.~5.の組み合わせの中から最も適切なものを一つ選びなさい。
A. 森田正馬が開発した心理療法である。
B. 森田療法は、神経症が治療対象であるが、神経症でもヒステリーに特に有効である。
C. 森田は、ヒポコンドリー性基調が存在している人が病的状態に至るとしている。
D. 森田療法の方針は、不安などの不快な気分をコントロールせずに「あるがまま」を受け入れ、その時点で可能な行動を体験的に理解させることである。

解説は
森田療法では、起こってしまった悪循環を断ち切り、本来持っている健康的な精神エネルギーを引き出すことが目的となる。治療方針は、不安などの不快気分をコントロールしようとせずに、「あるがまま」を受け入れ、その時点で可能な行動を体験的に理解させることである。入院式森田療法では絶対臥褥期、軽作業期、中作業期、退院準備期、の4 つに分かれている。
A.○
B.× 森田は、神経症をヒステリーと森田神経質に分け、特に森田神経質に森田療法が有
効であるとしている。
C.× ヒポコンドリー性基調自体は、健康な人でも多少は持っているが、健康な人は神経
質傾向が維持されず、ポジティブな行動が派生する。つまり、病的状態に至る人は、
神経質傾向の悪循環(精神交互作用)が発生することによると森田は考えている。
D.○

模擬試験以外にも、講座の中で、支援法や臨床心理学概論の中で、それぞれの講師が詳しく説明しています。上記解説のCのところでも書いていますが、 ヒポコンドリー性基調と精神交互作用(神経質傾向の悪循環)に関する問題は当塾も注目していました

以上からこの解答は①の「精神交互作用の過程を重視する」だと考えられます。③の身調べは、浄土真宗僧侶の吉本伊信の内観療法のものです。⑤のヒポコンドリー性基調の説明は誤りです。森田療法は、問128でも、直接の問題でも解答でもありませんが、触れられています。日本の心理療法はしばらく勉強しておいた方がいいでしょう。


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