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井上博文

大学院・大学編入受験のプロ

井上博文(いのうえひろふみ) / 塾講師

株式会社コムニタス

コラム

雑感

2018年6月20日

テーマ:雑感

コラムカテゴリ:出産・子育て・教育

いろいろあって、頭の中が雑然としていますので、ちょっと雑感です。先日の地震は各地に不安をもたらしています。私自身はバイクに乗っていて、遭遇しました。最初はなんか揺れるなぁ、くらいでしたが、急に大きくなって、周りの車が跳ねるように揺れていました。電線も波打ち、ただ事ではないというのはすぐにわかりました。京都駅近辺も騒然となっていました。当塾の生徒も夜は来にくいと、欠席される方もいました。確かに電車が止まってしまうと、どうにもならなくなるので、不安になると思います。一方でメディアの報道の仕方には強烈な違和感を覚えます。亡くなった人の報道は、仕方がないにせよ、他に報道することがないのか、モリカケ問題を報道してはならない空気があるのか、必要以上にあおっているようにしか見えません。どこそこの断層が刺激を受けるから、数日以内に巨大地震が起きるかもしれないから、気をつけましょうと、私でも言えそうなことを、大学教授を使って、これでもかとばかりに報道するところには呆れてしまいます。そんなことを言うなら、先に高槻が震源地になることを予言してもらいたいものです。ほとんど誰も予想していなかったのではないかと思います。また、予言されても、気をつける術も明確でないわけですから、いたずらに不安をあおってしまいます。どこか、防災系の業者と結託でもしているのでしょうか。飲料水がなくなってしまっている地域もあると聞いています。地震を利用して、不安を拡大して、何らかの商売をしているように見えて仕方がありません。
地震を利用するあくどさを前面に出したのは、モリカケ問題の一方の当事者です。地震で報道陣が大阪に出払っているのを見計らって、朝から急遽記者会見をするという、あからさますぎる技を使ってきました。見ている人をあれほど不快にさせるのはもはや太宰も真っ青の芸と言えるでしょう。あの学校の関係者は、国民を怒らせることを生業としているかもしれません。モリカケ問題は、何と言っても教育問題ですから、どうしても私の関心の中に入ってきてしまいます。どんな状況下に陥ってもあのようになってはいけないという見本として、私の中に刻まれています。
一転して、サッカーワールドカップが始まりました。なんと、このコラムを始めて3回目です。12年もこのコラムを書いているのか、と思うと、勝手に感慨深くなってしまいました。今大会は、メディアは全く盛り上がっていませんでした。前評判も低く、あまり期待していなかったと思います。今の代表監督にどこかのメディアが「盛り上がっていない」と言い、監督の不快を誘ったくらいです。世間の盛り上がりを作るのは監督の仕事ではありませんから、あまりにも失礼な質問です。そんな中、前回大会で完敗したコロンビアに勝利しました。「奇跡」などと、さらに失礼なことを言うメディアは無視して、まだ試合がありますので、頑張っていただきたいと願っています。ワールドカップは、国家対国家の大会ですから、戦争のようで気持ち悪いという人もいますが、自国を応援したいという気持ちは自然だと思います。世界中どこの出場国も本気で闘います。選手もケガを厭わず、身をていして闘います。どこが勝っても負けてもおかしくない大会です。だから、世界中が注目し、感動を呼ぶのだと思います。内閣も、モリカケの人々も、地震の不安を過剰にあおるメディアも黙って、ワールドカップを見て、嘘のない(と思いますが)、真向勝負に心を動かされてから、仕事をしていただきたいものです。



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